世界まる見え!テレビ特捜部
10/06/21 OA
マイケル・ジャクソンが伝説になった日

あの世界的スーパースター、マイケル・ジャクソンが突然この世を去って、もう1年。
一体、彼になにが起きたのか? 
彼がこの世を去る4年前…児童虐待容疑で起訴され裁判で争うことになった
マイケル。
結局、無罪になったのだが、彼は精神的にも肉体的にもすっかり衰弱していた。
そして巨額の裁判費用に加え美術品を買いあさり、莫大な借金を抱えるように
なった。



マイケルは、こうした金銭問題を解決するために、
あのロンドン公演の契約を交わしたのではないかとも言われている。



しかし、その一方でマイケルは健康面で問題を抱えていたとも言われていた。
それが薬の使用。



きっかけとなったのは1984年、コマーシャル撮影中に起きた頭への火傷。
マイケルは長引く激しい痛みを和らげるために鎮痛剤を使用。
次第にその使用量が増えていってしまったのだという。



ロンドン公演に向け、マイケルの体力トレーニングを手伝っていたという
元ボディービルディングのチャンピオンのルー・フェリーニョによれば
「マイケルはコンサートを楽しみにしながらも、不安を感じていた」という。



マイケルがこの世を去る2ヶ月前、本格的なリハーサルがスタート。
そこにマイケルの弱々しい姿は全く見られない。
50歳のマイケルが20代のダンサーたちについていく様子に誰もが驚いていたという。
しかし、そんなリハーサルでの華麗なパフォーマンスの一方で、彼は眠れない日々を過ごし、
さらに強い薬を処方してもらうようになっていた…



6月25日午後12時21分、ロサンゼルスの救急隊に緊急通報が入る。
マイケルの家の警備員がマイケルの死を最初に伝えた通報である。
死因については薬の処方、投与に問題があったためではないかといわれている。



世界中で何百万人もの人が見つめたマイケル・ジャクソンの追悼式。
しかし人々が本当に見たかったのは彼の最高のパフォーマンスだ。
我々はそれをもう過去の記録でしか見ることができない。



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