世界まる見え!テレビ特捜部
10/10/25 OA
熱血シェフ究極のカレー探しインドの旅

イギリスの超有名カリスマ熱血シェフ「ゴードン・ラムゼイ」が、
究極のカレーを作る為、インドを訪問。
彼が最初に訪れたのは、<インド東部の大都市・コルカタ(旧カルカッタ)>。
ここには、13万5000店もの屋台が並ぶ、世界最大級のフードストリートがあり、
庶民の味を堪能できる。早速、地元の味を堪能するラムゼイの元に、
インドの有名フードライター「ノンドン・バチー」がやってきた。
彼は今回究極のカレーを作る為に、どこへ行くべきか貴重な情報を教えてくれる。



「バチー」が薦めてくれたのは、インド北東部に位置する<アッサム州>と
<ナガランド州>。この地域は人里離れている田舎だが、
インド中どこを探しても食べることができない生唾ものの激うまカレーがあるという。
すると、それを聞いた「ラムゼイ」は、北東部の食材を使ってカレーを作り、
「コルカタ」の『フードストリート』で売るという挑戦をすることに。



早速「ラムゼイ」は、インド北東部へ赴き、<ナガランド州のション村>に到着した。
この村に住んでいるのは半世紀前位まで首刈りの風習があったという
『コニャック族』。その日の夕食は、タケノコを乾燥させたスパイスを入れて
煮込んだ『特製タケノコカレー』。香りがよく、カブのように少しスパイシーな
乾燥タケノコ。「ラムゼイ」は、その乾燥タケノコを分けてもらった。



続いて彼が向かったのは、アッサム州の<ジョルハット>。
世界一辛いトウガラシ『ブート・ジョロキア』の生産地であるこの町で、
驚きのイベントが行われると聞き、ラムゼイが駆けつけた。
そのイベントとは、「アナンディータ・タムリー」という女性が
2分間で60本の『ブート・ジョロキア』を完食し世界記録に挑戦するというもの。
しかし、49個で時間切れ。悔しさに涙しながらも、続いて1分以内に12個以上の
『ブート・ジョロキア』を目にこすりつけるという新たな世界記録に挑戦し始めた。
そして、記録は24個。見事世界記録を達成した。



その後、ラムゼイはアッサム州の中心都市<グワハティ>へ向かい、
主婦たちのアッサム州ナンバーワン家庭料理を決めるコンテストに特別参加。
ラムゼイは、『グリーンチキンカレー』で勝負に挑む。結果は、ラムゼイが2位。
優勝者は「エリマ・ゴスワミ」さんが作った『パパイヤのチキンカレー』だった。



<コルカタ>に戻った「ラムゼイ」は、北東の旅で得た食材とヒントを駆使し、
屋台で売り出すオリジナルのカレーを考案。
それは『乾燥タケノコを使った魚のカレー』と『グリーンパパイヤのチキンカレー』。
開店早々、客からの注文が殺到し、わずか50分で両メニュー共に100食を完売。
「ラムゼイ」のカレー屋台は、大成功を収めた。



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