世界まる見え!テレビ特捜部
11/01/24 OA
世界最大超豪華クルーズ船

豪華客船『オアシス・オブ・ザ・シーズ』は世界一の大きさを誇る。
全長360m、2000人以上の従業員が働き、最大で5400人もの乗客を乗せることが
できる、<カリブ海>のクルーズ船だ。
船内には、6フロア分ぶち抜きの「ロッククライミング」や「船上サーフィン
マシン」が2台設置、さらに1700人を収容できる「メインシアター」や、高さ
17mの飛び込み台を備えた「アクアシアター」や、「アイススケートリンク」
なども完備。他にも3か所でショーが上演でき、ブロードウェイやラスベガス
顔負けのパフォーマンスで観客たちをわかせる。
建造開始は2007年。船のあまりの大きさから、各部分をパーツとして作り、
ブロックのように組み立てるという方法がとられた。客室は1部屋ごとに
組み立てられ、船内へと運ばれる。
一方、船の外側には「アジポッド」と呼ばれる船外型スクリューが取り付け
られた。これは360度どの角度にも向けることができ、舵の役割も果たす。
メインデッキから近くの小さな船を見るために、テレビカメラも搭載している。

計画開始から6年が経過した2009年、遂に完成。価格は日本円にしておよそ
1200億円。

『オアシス』最大の特徴は、船で初めて「吹き抜けの空間」を作ったこと。
そこには57本の高い木を植えて日陰を作り、その下で食事やお酒を楽しめる
ようにしてあり、他にも1万2千本以上の植物が植えられている。

3056席もあるメインダイニングのキッチンでは、ノルウェー王室のシェフを
務めた「ペトゥーツェニク料理長」とスタッフたちが一晩で2万4000皿の料理
をふるまう。船内にはこの他にも、イタリアンや日本食など、24ものカフェや
レストランがあり、1週間いても食べ飽きることない。

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