世界まる見え!テレビ特捜部
11/05/09 OA
小さなティーンエージャー新たな旅立ち

<イギリス・ウェールズ北部>の田舎町に、『低身長症』の母「ビバリー(46)」と、
その娘で同じく『低身長症』の「ジャズミン(15)」が暮らしている。
母「ビバリー」が大事な赤ちゃんを授かったのは、今から15年前の事。
当時撮影されたホームビデオには、体の小さい「ビバリー」のお腹が大きく膨らんで
いる姿が残っている。その後「ビバリー」は無事元気な女の子を出産。
だが、「ジャズミン」と名付けた娘は、ある時を境にその成長がストップ。
母と同じ『低身長症』であることがわかったのだった。

そんな「ジャズミン」は、2年ほど前から病気がちな母の面倒を見ているが、
背が低いことで、生活する上での苦労が絶えない。
窓際のカーテンを開ける時は、長い棒を使わなければならないし、何を取るにも
台に乗らなければならない。さらに指と指を付けることができないため、飲み物を
飲むためのグラスも重く感じてしまうという。

そんな「ジャズミン」の心の支えになっているのが、悩み事や相談事など、何でも
打ち明けられるお姉さんのような存在の大親友、「ナオミ」である。
「ナオミ」と一緒にショッピングするのが、何よりも楽しい時間なのだ。
今回、母「ビバリー」と娘「ジャズミン」は、<ニューヨーク>で行われた、
『低身長症』のイベント『リトル・ピープル・オブ・アメリカ』に参加した。
毎年、世界中から4,000人余りが参加するこのイベントは、同じ境遇に暮らす人々の
貴重な交流や出会いの場となっている。年頃のジャズミンも、素敵な出会いがある
ことを期待したが、残念ながら今回は、そのような新しい出会いはなかった。

その2週間後、娘「ジャズミン」は16歳の誕生日を迎えた。
そんな彼女には、16年間ずっと、胸に秘めてきた大きな希望があった。
それは自分が産まれる前に離ればなれになった『父親に会うこと』。
実は母「ビバリー」は、娘とある約束をしていた。それは、現在の父親についての
どんな真実がわかっても受け止められる16歳になったら、父親に連絡してよい、
というもの。親友の「ナオミ」にも相談し、気持ちの整理がついた「ジャズミン」は、
手紙を送ることを決意。幼い頃から親交の深いソーシャルワーカーにアドバイスを
受けながら、父親へ送る手紙を書いた。

数日後、母と一緒に父への手紙をポストに投函した「ジャズミン」。
果たして彼女の想いは、父親の元に届くのだろうか。
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