世界まる見え!テレビ特捜部
11/08/22 OA
涼しさお届け! 真夏のアイス彫刻お見せしまSHOW

【ドミニク・コレル(28歳)】
彼女がチェーンソーアートを始めたのは、18歳の時。地元のミスコンに出場する際、
特技がなかったので、氷の彫刻を練習。ステージでチェーンソーさばきを披露した
結果、見事グランプリに。以来、プロの彫刻家となった彼女は≪アイスクイーン≫と
呼ばれ、ドレス姿でチェーンソーを振り回す姿が彼女のトレードマーク。
得意客の「スーザン」から依頼があり、ガーデンパーティーのために氷の噴水や
オブジェを作る事に。しかし実はこれ、ドミニクのフィアンセ「ルネ」が考えた
ドミニクとの婚約を祝うサプライズパーティー!そうとは知らずに必死に氷の彫刻を
作るドミニク。彫刻を並べ終え、ホッとしたその時、『サプライズ!』と友人たちが
登場。こうして自分の作品で自分を祝うことになったドミニクだった。

【バター牧師】
チェーンソーで硬い氷をまるでバターのように薄くスライスし、人々に氷のしぶきを
授けることから≪バター牧師≫と呼ばれている男。世界大会で第3位を獲得するなど、
その腕前は世界トップクラス。
ある日博物館から秦の始皇帝をテーマにしたイベントのため、兵馬俑と呼ばれる人形
を氷で再現して欲しいという依頼が舞い込んだ。作るのは兵士20体に、馬4体、
そして大きな馬車を1つ。時間がないので、チェーンソー仲間の「バディー」を呼び、
2週間で全ての注文を無事作り上げた。
しかし博物館へ到着した途端ドラブルが続出。雨の中、彫刻を運んでいたスタッフの
一人が人形の体を割ってしまった!すると、バター牧師は、慌てることなく
チェーンソーを手に、記憶だけを頼りに人形を削り始めた。残り3分になったところ
で見事完成。夏の暑さをしばし忘れさせてくれる氷の世界だった。


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