12/02/06 OA

オランダ［３］ 私のお父さんは誰？ この番組では、精子提供で生まれた子ども達『ドナーチャイルド』が、精子ドナー、 つまり自分と血のつながった父親探しをする。 ２１歳の「ジャリッサ」もその一人。 当時の父親が無精子症だったため、精子バンクの力を借りてジャリッサが生まれた。 ところがその後、「遺伝子上のつながりがない」という理由で父親の気持ちが離れて しまい、両親は離婚。育ての父親に失望したジャリッサは、自分の「遺伝子上の父親 探し」を始めることを決意した。 番組の司会者「イレーヌ」が、ジャリッサの元を訪れて中間報告。まだドナーは見つ かってはいないが、ジャリッサと同じDNAを持つ兄弟がいることが分かったのだ。 その兄弟とは、別な街に住む、マイケとマタイスの男女の双子。しかも年齢も同じ ２１歳だ。番組のおかげで３人は感動の対面を果たした。 番組はさらに大きなサプライズ企画が用意していた。 この番組のＰＲ撮影という名目で、8人の女性ドナーチャイルドたちを呼び、２人 １組、計４組で撮影を行い、最後に司会者が衝撃の事実を８人に伝えた。 なんと、ペアを組んだ４組それぞれが、本当の姉妹だったのだ！ 驚きと喜びが入りまじり、お互い抱き合いながら感動のフィナーレを迎えた。 番組では父親となる精子ドナーまでたどり着けなかったが、放送後、ドナーに出会え た子供たちが１４人、兄弟を見つけた子どもたちが２６人いたという。