世界まる見え!テレビ特捜部
12/02/20 OA
情熱の国 コロンビアのおもしろテレビを調査せよ!

アメリカで放送され、世界中で話題となったドラマ『アグリー・ベティ』。
この人気ドラマ、実はコロンビア製ドラマのリメイクなのだ。
原作のタイトルもズバリ「Yo soy Betty, la fea」=「私はベティ、ブサイクです」。
そして、このオリジナル版「ベティ」は驚くべき社会現象を引き起こした。

[1] ドラマの放送中には、誰もがテレビに釘付けになったため犯罪が減少した。
[2] バカンスシーズンの間「ベティを見られなくなっちゃう!」という
  国民の嘆きに応じてドラマの放送を中止したことがある。
[3] 運転手など仕事でテレビを見られない人のために、
  ドラマの音声だけをラジオで放送した。
[4] 最高視聴率80%のベティ人気に便乗し、
  時のコロンビア大統領「アンドレス・パストラーナ」は
  自分の演説をドラマのコマーシャル中に流した。

さらにコロンビアには、警察や軍が自分たちで作るテレビ番組があった。

■警察番組『日々の安全』
月曜から木曜日の夜8時15分から放送されているこの番組は、
女性警官が司会を務め、様々な警察情報を伝える情報番組。
警察制作だからこその、ものすごい映像も公開!
まさにリアルな「コロンビア警察24時」!

■『行け!コロンビア』
毎週日曜日、午後2時から放送されている『行け!コロンビア』は、
およそ軍隊の番組とは思えない美人司会者が進行役を務め、
コロンビア軍が行うイベントや様々な活動を紹介する、いわば軍隊情報番組。

■『接触』
軍が制作していなければ撮影不可能な極秘ミッションの映像や、
特殊部隊の訓練リポートなど、かなりハード内容の番組。


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