知識の宝庫!目がテン!ライブラリー




 2002名場面食べもの編  #661 (2002/12/15) 

 毎年恒例の、2週に渡ってこの1年間の名珍場面を振り返る総集編、1週めの今回は食べ物について取り上げます。今年1年で実に21回が、食に関係の有る回だったのです。

 まずは、実験が成功したものから。トップバッターは「ゴボウ」の回。ドジョウ鍋などの臭み消しとして使われるゴボウから、なんと消臭スプレーを作ってしまいました。生魚にかけてみた所、町行く人も所さんも全く臭わないとオドロキでした。夏休み特集「ベトナム(1)」からは、“ハーブ沢山のベトナム料理が虫除けに効果が有るか?”実験。ハーブを3食食べた人とそうでない人2人ずつが、蚊のわんさかいる蚊帳の中へ!結果は、刺された箇所がハーブを食べなかった人が計69箇所だったのに対して、食べた人は11箇所。明らかに効果が有りました!

目がテン!特製ピーマンを試食
 そして「ピーマン」の回。「目がテン!」ではピーマン嫌い克服3箇条を編み出しました。1)縦切りの方が苦味が出ず、2)油通しすると苦みが抜け、3)ヘタが6角形の方が5角形より甘い、です。そしてこの時ピーマン嫌いの幼稚園児12人の内8人が食べられるようになったのですが、その子たちは今でもピーマンを食べられるのでしょうか?矢野さんが追跡取材を敢行しました。すると、全員が食べられるようになっていたのです!

所さんのポイント
ピーマン嫌いの子には、ぜひ、へたが6角形のピーマンを縦切りにして油通しして下さい!効果バツグン!

 今年も所さんには色々召し上がって頂きました。「タケノコ」の回では、タケの成木を、工業用の超圧力釜で柔かく調理しました。が、やはり繊維は残りました…。「スミレ」の回では、新潟地方で食べられているスミレ(スミレサイシン)の根のトロロ。しかしかなり土っぽい。どうも非常食だったようです…。そして「ドングリ」の回では特に渋いコナラのドングリで作ったモンブラン。無事に渋抜きは出来たのですが、魚住アナのクリームのしぼり出しが大失敗…所さんも大爆笑でした。

 「目がテン!」では、様々な新ウラ技もお届けしてきました。「トンカツ」の回では、音でわかるトンカツを上げるタイミングをお教えしました。揚げる音が甲高くなった時、揚げ始めから4分ほどがそのタイミングです。「マグロ」の回では、お寿司屋さんの取っておきの冷凍マグロ解凍法をお教えしました。40度ほどのぬるま湯に1分ほど浸けて、魔の温度帯と言われるマイナス5度〜0度を一気に通過させるのがポイントです。あとは冷蔵庫で自然解凍すればOKです。

所さんのポイント
解凍同様冷凍も重要!材料は薄めに切って、アルミホイルなど熱伝導の良い物で包んで、やはり魔の温度帯を早く通過させよう!

結果は再び失敗!  一発リベンジもやらせて下さい。所さんがヘチマ料理をおいしく食べた「ヘチマ」の回。この回でヘチマ4本で軽自動車を持ち上げよう、というチャレンジが有りましたが、残念ながら失敗。これではいけないと、今回日本テレビの駐車場で所さんの目の前で再挑戦!ヘチマの長さを揃え、荷重が平等にかかるよう改善されたのですが…、結果は再び失敗!どうも引き上げるのが早く、その加速度がかかってしまったからの様です。計算上はうまく行くはずのこの実験、来年きっと再リベンジが有りますよ!?

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