知識の宝庫!目がテン!ライブラリー


こぶ平ア然 食の総集編
第761回 2004年12月19日


 毎年恒例、2回に分けてお送りする年末総集編。1回めの今回は食べ物の総集編です。「目がテン!」が今年放送した47回の内、実に20回が食べ物をテーマにした回でした。実は今年の食べ物の回では、所さんもビックリの大スクープが数多く紹介されていたのです。今回は、芸能界きってのグルメ・林家こぶ平さんをスペシャルゲストに迎え、その大スクープを振り返りました。

 最初のスクープは「あの人気メニューに経歴詐称疑惑?」シリーズ。実は、私たちが慣れ親しんでいる食べ物には色々な代用品が使われていたことが判明したというシリーズです。
 まず「オクラ」の回では、マシュマロが、元々は、オクラの仲間であるマーシュマロウという植物の根から作られていたということが判明。また「クズ」の回では、最近ほとんどのクズ餅が、クズ粉が高価であるために小麦粉から作られているということも判明したのです。
こぶ平さん  今回、実際にマーシュマロウで作ったマシュマロクズ粉で作ったクズ餅をこぶ平さんに食べて頂いたところ、「うまい!」と大感激。所さんも、「二人でクズ粉を買い占めよう!」と言いだすほどでした。

 さらに「ヒラメvsカレイ」の回では、回転寿司の安いエンガワは、ヒラメではなくカラスガレイという巨大なカレイのエンガワだったことも判明しました

 続いてのスクープは、オレオレ詐欺ならぬ「所さんヌカヌカ詐欺被害?」コーナー。所さんが、目がテン特製のニセモノ料理でまんまとだまされた回を振り返りました。
 「ぬか漬け」の回からは、ぬかではなくヨーグルトに漬けて作ったニセのぬか漬けを内緒で所さんに出したところ、全く気付かずに美味しく食べていたシーンを紹介。さらに「カキ」の回からも、カキが殆ど内臓で出来ている貝であることから、ハマグリの内臓だけを集めてニセのカキフライを作ってみたところ、見事所さんがカキフライと信じ込み、後で悔しがっているシーンを振り返りました。
 そして今回、こぶ平さんにもこのニセのカキフライを内緒で出したところ、「これは三陸でとれたものですね」と、全く気付きませんでした

大成功  そこで、調子にのった目がテン。なんとこのハマグリの内臓で作ったニセのカキフライで、あの料理界の重鎮・服部幸應先生をだまそうとドッキリロケを敢行。内緒で服部先生に試食して頂いたところ「美味しいけど、どの種類のカキだろう?」とちょっと首をひねりながらもカキフライと信じ込み、見事、作戦は成功したのです。
 その後、服部先生に種明かしすると「こっちの方がカキよりも高くつくんじゃないの?もっと安いもので代用しなきゃ!」とご反論を頂きました。

所さんのポイント
ポイント1
ハマグリの内臓で作ったニセカキフライには、あの服部先生もだまされた!
でも、カキで作るよりも高くつくという反論はごもっとも!


 最後のスクープは「衝撃!トウガラシは辛くない?」コーナー。所さんや矢野さんが体を張って実証した様々な実験を振り返るシリーズです。
 「酢」の回からは、1週間酢を摂り続けた矢野さんの体が柔らかくなった実験を紹介。また「コンブ」の回からは、コンブとカツオ節のだしを合わせると数段うま味が増加するという実験を振り返りました。
 さらに「カラシとトウガラシ」の回からは、冷たいサンドイッチにトウガラシを振りかけてもあまり辛く感じないが、これを温めると、所さんの額から汗が噴き出すほど辛いという実験を振り返りました。

 そして今回、スタジオでもおもしろ味覚実験を決行。ギムネマ・シルベスタという植物の葉を噛むと一時的に甘味だけを感じなくなるというのです。何も知らない所さんとこぶ平さんに、この植物の葉を噛んで頂いた後、大好物の甘いものを食べて頂きました。すると二人とも大絶叫!本当に全く甘味を感じなくなってしまったのです。角砂糖が、甘くないクッキーになってしまうとか。
 その理由は、このギムネマに含まれるギムネマ酸という物質が、舌などにある味蕾(みらい)という味を感じる器官の、甘味を感じる部分に一時的にフタをしてしまうからなのです。

所さんのポイント
ポイント2
今年も目がテン流の体を張った実験を数多く決行!
来年も実験に体は惜しまないぞ!?



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