知識の宝庫！目がテン！ライブラリー

峰さん仰天 '05名珍場面

第812回　2005年12月25日

　毎年恒例の年末総集編の第２弾。第1弾では、「生き物」と「食べ物」を取り上げましたが、第２弾ではまだまだ紹介しきれなかった2005年の名場面を、「実験」「探検」「挑戦」という３つのキーワードに分けて振り返りました。さらに、スペシャルゲストで、目がテン！を毎週ご覧になっているという峰竜太さんが登場しました。

　今年も目がテン！では、様々な「実験」をしてきました。
　「カルシウム」の回では、銀色に輝く純度99.99％のカルシウムが登場。実は、カルシウムは金属で、電気を通してみると見事に豆電球が点灯したのです。さらに、水に入れるとすごい勢いで溶けだし、人体に吸収されやすい物質であることもわかりました。
　「水銀」の回では、たった１リットルの水銀が、なかなか持ち上げられないほどの重さだったことに所さんがビックリ。なんと13.5キロもあったのです。この大きい比重のため、レンガや鉄アレイまでも浮いてしまうという現象に、またまたビックリでした。
ポリグラフ成功！

　さらに、「ウソ」の回では、ウソ発見器こと、ポリグラフの実験に所さんも挑戦。しかし、所さんのウソもすぐ見抜かれてしまいました。ポリグラフは、ウソをついている物事を、他の事柄と交えて質問する事がポイント。所さんはウソをつく前に汗をかいていたり、ウソをついた後安心してしまったりで、まんまと見抜かれたのでした。つまり、所さんはウソのつけない正直者だったのです。
　今回は、スペシャルゲストの峰さんもポリグラフ実験に挑戦！ポリグラフは、見事、峰さんの嫌いなモノ、焼き鳥を見破ったのです。

今回もポリグラフは、峰さんのウソを見抜いた。
そして、所さんはウソのつけない正直者だったのだ！

　今年も目がテン！は、様々な所に「探検」に行きました。
　「渋谷」の回では、渋谷の地下に渋谷川という川が流れていることを発見。渋谷川を探検することで、渋谷のデパートの地下の秘密や、その源流が新宿御苑の玉藻池であることがわかったのです。
　さらに今年は、幻のヘラクレスオオカブトを求めて、南米「アマゾン」にまで進出。見事、ヘラクレスオオカブトを捕まえたのですが、実は橋のない川を渡ったり、突然の雨に襲われたりと、ロケはトラブル続きでした。しかし、そのトラブルを救ってくれた現地の人たちの様々な知恵を、未公開映像を交えながら振り返りました。
　さらに今年は、「アンデス山脈」登山にも挑戦しました。そして、世界一高い活火山であるコトパクシから、氷河の氷を採取することに成功したのです。
　ところで、その時採取した氷は、今どこにあるのでしょう？実は、大学の研究施設に提供され、分析をされていたのです。その理由は、氷河の中にいる微生物を研究することで、地球規模での環境変化を知る手がかりになるのだとか。もしかすると、この目がテン！の貢献が、地球科学の大発見に貢献するかもしれないのです。

　さらにさらに、目がテン！と言えば、恒例なのが体を張った「挑戦」。
　「クビ」の回では、所さんと佐藤さんがクビを固定して、グラグラ揺れる台の上でバランスをとる実験に挑戦しました。しかし、二人ともあえなくリタイア。実は、クビは三半規管を水平に保ち、体のバランスをとる重要な働きをしていることがわかったのです。
　さらに「マジシャンの手」の回では、なんと矢野さんが本物のマジシャンに弟子入り。しかし、覚えたマジックをスタジオで披露しようとしたところ大失敗してしまいました。
　そこで、このままでは終われない矢野さんが、今回スタジオでマジック披露にリベンジ！そして、見事、所さんと峰さんの前でマジックを成功させたのです。本当に皆さんご苦労さまでした。

採取したアンデスの氷河は、地球科学の研究に貢献していた！
そして、矢野さんのマジックリベンジも成功し、ほっとひと安心。