知識の宝庫!目がテン!ライブラリー


25周年記念SP 新しい仲間・ロボット
第1247回 2014年10月12日


 目がテン!25周年記念第3弾は「新しい仲間が登場SP」。新しい仲間とは実験プレゼンターの酒井がほぼ一人で制作した超低予算アシスタントロボット!ビートたけしも仰天したロボットの全貌とは?

①25の機能を備えた実験アシスタントロボットを作る!

 25周年記念特別企画・実験アシスタントロボットの製作。担当するのは、京都の劇団で俳優として活動し、その美術セット作りまで行うという当番組実験プレゼンターの酒井善史。番組予算には限りがあるため、材料費はできるだけ低予算、人件費もかけられないので、酒井たった1人で行わなければなりません。
 まずはロボットのイメージ図を作成。どこか昭和の時代をほうふつとさせる、ほのぼのとした感じのロボット。果たしてそんなイメージ通りのロボットができるのでしょうか?早速、ロボットの部品となる低予算の材料を探すために、向かったのは100円ショップ。タッチライトや魚焼き網など、合計20点2160円のお買い上げ。次に向かったのはホームセンター。ここではコンテナボックス、細い角材などを購入して買い物終了。ロボット製作は、京都の酒井の自宅。コンテナボックスはロボットの頭にタッチライトは目になる様子。その後も表情豊かなロボットになるようにパーツを取り付けていきます。続いて、ロボットの手の部分に取りかかります。材料は布団ばさみと水道管のパイプ。これもスイッチを入れれば動くように細工。ロボットの頭と手のメドがついたところでここから先は京都を離れ、東京で作業を続ける事に。ロボットの胴体部分を作るため、とあるガレージを借りて作業続行です。

 イメージ図から設計図を起こしロボットの骨格を作ります。ここで登場したのが、お風呂のふた。なんとそのままロボットの胴体にしちゃいました。続いてロボットの腕に取りかかります。腕は上下前後に動く予定なので実はかなり難しい作業。使うのは引き出しなどに使うスライドする金具のレール。ホームセンターで一つ370円。このレールに長いネジを取り付けて、ネジが回転するとレールが伸び縮みするという寸法です。レールを組み合わせ、上にも下にも、前にも後にも腕が動く様になりました。布団ばさみで作った手を取り付けると見事にロボットの腕が出来ました!その後も25の機能となる様々な仕掛けを作っていき、同時に、ロボットを動かすコントローラーも手作りです。果たしてどんなロボットに?


②25の機能を備えた新しい仲間「メテボくん」が登場!

 こちらが、目がテンのアシスタントロボット・メテボくん! 目がテンロボットを略してメテボくんと名付けました。所さんに褒められると頬を赤くして嬉しそうな表情、たけしさんにけなされると眉が釣り上がり怒りの表情に。
 このようにメテボくんは【喜怒哀楽機能】を搭載しています。そして、25の機能を持つアシスタントロボットなので、他にもいろんなサポート機能を完備。

【AD機能】モノの出し入れをする時などは、お盆を運んできてくれて、番組中に使うフリップを持つこともできます。
【おもてなし機能】番組の中で何か試食する時のためにおしぼりも完備。温かいのと冷たいの、どちらもお選び頂けます。
【アメニティー機能】上の扉には、クシ、鏡、歯磨き、スリッパなどが入っており、アメニティー機能も充実しています。さらに、腕のアタッチメントを取り替えることで様々な要望にも対応!
【お祝い機能】クラッカーを発射し、お祝いの席を盛り上げます。
【バーテンダー機能】グラスに入ったお酒をマドラーで混ぜてくれます。ちなみに、グラスにお酒を入れるなどは人の手を借りなくてはいけません!

所さんのポイント
ポイント1
全自動というわけにはいかないけど、100均とホームセンターの材料でもロボットは作れるのだ!

③アシスタントロボット「メテボくん」に人工知能搭載!

 やってきたのは高齢者の介護福祉施設。ここで大活躍しているロボットが、入居するお年寄りたちと会話をすることができるコミュニケーションロボット、名前はパルロ。頭のカメラで一人一人の顔と名前を覚えることができ、その人に合わせた会話もできる最先端の人工知能を持っているんです。しかも会話だけでなく歌ったり、踊ったりすることもできます。一体ロボットはどのように、人間の声を理解しているのか?開発した会社で話を聞いてみると、「マイクから拾った音を、音の波の形があるんですが、人の声の波の形とロボットが知っている波の形とを照らし合わせて一番近いなという解析をする仕組みになっている」とのこと。つまり、人間の声を音の波として捉え、その波を文字に変換することで、言葉として認識しているんです。そして、搭載したカメラで相手の情報や、その時の状況を分析して、ロボット自身が適切な答えを導き出すのです。こうした一連の流れを瞬時に行い会話を成立させていたんです。
 そして、今回特別にこの最先端の機能の一部を使い、メテボくんに搭載する人工知能を作ってもらったんです。試しに、所さんがメテボくんに「こんにちは」と話しかけてみると、「所さんこんにちは」と挨拶。たけしさんが挨拶しても「たけしさんこんにちは、ツービートを超える漫才師はなかなか現れないよね?」とヨイショもでるのでした!

所さんのポイント
ポイント2
今後のメテボくんの進化に注目するのだ!




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