2回目でもおいしい!目がテン!?ライブラリー

作ろうアイスクリーム  #389 97/07/13


 梅雨も開け、季節はもう、暑ーい夏。でも、うだるような暑さの夏だからこそ、おいしい食べ物もあります!夏はなんといってもアイスクリーム!冷たく甘く、子供からお年寄りまで大人気の食べ物なのです。

 現在のようなアイスクリームが作られるようになったのは、16世紀のイタリア。ところが、このときまだ、冷蔵庫は発明されていません。すると、アイスクリームは冷蔵庫がなくても作ることができる???そこで、矢野さんが、アルプス?山中で文明の力を借りずにアイスクリームづくりに挑戦!

 アイスクリームの原料と言えば、牛乳。牛乳の乳脂肪が集まったものが生クリームです。まず、矢野さんは牛から牛乳をしぼり、そこから生クリームを取ります。それに砂糖を入れ、よーく混ぜて、夏でも残っているアルプスの雪渓の氷を使って早速冷やしてみました!ところが、うまく固まらない!のです。実はアイスクリームの温度はマイナス10度。ところが、普通の氷は0度ぐらいにしかなりません。その氷でマイナス10度まで冷やすには?そこで、氷に塩を入れてみると…瞬く間にマイナス10度以下に!なんと、塩が氷が溶けるのを促進し、普通に氷が溶ける時より多くの熱を周りから奪うため、より温度が下がるのです。

凍ったアイスを手にする矢野さんのビデオウオールバックに、所さんと魚住アナ
 冷やす方法を学んだ矢野さん。今度こそと、程よく混ぜ合わせた材料をマイナス10度の低温で固めてみます。すると今度は……カチカチに凍ってしまいました!一体どうして?そういえば、その昔、忘れていて溶けてしまったアイスクリームを冷凍庫に入れてみて、うまく元に戻らず、カチカチになってしまったことはありませんか?そこで、アイスクリームをわざと溶かし、溶けてない状態のものと比較してみると……溶けてしまったアイスクリームは、量が減っている!なんと、アイスクリームは空気を混ぜながら凍らせていたのでした。その空気が、あのソフトでまろやかな食感を産み出していたのでした!

矢野さんのアイスクリームを食べる所さん
 ようやく、アイスクリームを作り上げることができた矢野さん。意気揚々とスタジオへとやってきます。そこで、大試食大会!矢野さんが丹精込めて作り上げたアイスクリームは大成功???



ポインアイスクリームは溶ける前に急いで食べる!
もし間違って溶けたらかき混ぜながら冷やせば元に戻る!?


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