矢野っち・ 良ちゃんのおまけコーナー
◇◆◇◆ 2007年3月のおまけ ◇◆◇◆

3月25日放送 #875「テントウムシ」
今回のライブラリー




ちょっと写真じゃ分かりにくいですが、これが交尾のときにサンバを踊っているテントウムシ!



ちっちゃいけど、すごいパワフルな
テントウムシに大興奮!


 何があろうと、そこにお天道様があるかぎり、ひたすら登り続けるテントウ虫。なにか、こう、前向きな感じがして好感がもてますよね。もしかすると、なにやら、「いつかは見ていろぼくだって!」という、上昇思考の持ち主かも知れません。
 なにはともあれ、あの小さな体に秘められたパワーはあなどれません。だってあーんな環境で登り続けたり、こーんな所で人の役にたったりと大活躍ではないですか。そして、とどめにはサンバを踊るなんて…。いや、確かにそんなこと、とてもじゃありませんが信じられませんでしたよ私も。しかし、この目で私、見たんですもの。あの情熱のサンバを目の前で見てしまうと、もう二度と目を離せなくなってしまうんです。実際に取材中も、ベテランカメラマンのKぞうさんも大興奮で、ディレクターが「もういいですよ」と言っているのに、「すごっ。こりゃすご!」っとひとりごとを言いながら、テープが尽きるまでカメラをまわし続けていました。
 是非皆様、今がチャンスです。野に出掛け、テントウ虫のサンバを見つけて下さい。そしてできれば、テントウ虫と一緒にその場で踊って下さい。そうすればきっと、いや、必ずや、人生の新しい世界が開けることでしょう。ちなみにうちは、一家四人で踊っています。



3月18日放送 #874「ピアノ」
今回のライブラリー




これがピアノの前身「チェンバロ」。
鍵盤の色も違っていて、不思議な楽器ですよね。




やっぱり、女の子はピアノ。
とは、いうものの・・・


 学校の講堂には必ずあるグランドピアノ。黒く輝き、荘厳な雰囲気漂う楽器です。合唱コンクールや入学式、卒業式などでは生伴奏で大活躍。子供の頃から馴染みがあり、お稽古事の定番でもあります。…んが!私はエレクトーン派。ピアノとは縁のない幼少期を送りました。でも願わくば、ピアノも弾けるようになりたいなぁ、などという気持ちもあったことを憶えています。
 そんなピアノの前身はチェンバロ。チェンバロの音の出し方が進化して、強弱自在に音を操れるピアノができたんですね。弦をポーンと叩くことで歯切れの良い音が弾き出される。シンプルなようで、様々な知恵と工夫の詰まった楽器です。
 ところで、ピアノの科学に刺激され、ピアノを習おうかと考えた私。しかし、むかぁ〜し昔、エレクトーンの練習をしていて思うように指が動かず、なんとなく鍵盤を下から上に弾いて壊してしまった苦き思い出が脳裏をよぎり、ピアノ習得プロジェクトは断念することになったのでした。やっぱり私は芸術よりも体力派…。



3月11日放送 #873「菜の花」
今回のライブラリー




ゴールできるかやせる思いでも、天ぷらの食べすぎで体重は増えちゃいました!



菜種油で激走!頂いたのは
油だけじゃありませんでした…


 うーん、私、人の情けというものに、あらためて、感動いたしました。人間てすばらしい!と実感する取材でございました。いわゆる菜の花のてんぶら、美味です。おひたし、ほろ苦くてたまりません。がしかし、なんといっても菜種油を忘れてはなりません。揚げ物、炒めもの、ドレッシングと、まさにお料理界の万能選手です。日本人ならば、知らないどころか、口に入れたことのない人は、誰もいないんじゃないでしょうか。その菜種油が、まさか、あーんなものを動かす燃料になるとは…。しかも、使い終わった後の、もう捨てますよう。という状態のもので充分だなんて、いやあ驚きました。というわけで、廃油と情けを頂きながら、科学と人情の旅がはじまったのです。があ、やはり廃油、そう簡単には大量に手に入りません。少しずつ少しずつ、頂いては走り、無くなっては探し求め、よそ様のご好意に甘えながらの道中でした。みなさん、油を下さるだけではなく、がんばってね、と必ず励ましてくれるのです。これには、私のみならず、スタッフ一同、心をうごかされました。
 本当に道中助けて下さった皆様、ありがとうございました。これを励みに、番組一同、これからも、がんばりまーす。しかし、道中、海老のてんぷらだけでも、何本食べたかしらあ…。



3月4日放送 #872「アズキ」
今回のライブラリー




結構、周りの人には評判良かったんですよ。
あんこで作ったチョコレート…




私、アズキは大好きです!
今回、色々失敗しましたが…


 いやいやいや、お世話になっておりますよね、アズキ。小さい豆と書いてアズキ。粋なネーミングですねえ…。日本人ならだれもが、一度は口に入れた経験があるのではないでしょうか?おはぎ、大福、鯛焼き、大判焼きに今川焼き、とアンコに姿を変え、来る900回記念にその姿を現す予定の、お赤飯には、赤いダイヤモンドのごとく、燦然と輝く予定の、アズキ!本当に、日本人とは深ーい繋がりがありますね。その歴史は、アズキ桃山時代……失礼しました。とにかく、アズキなくして、日本の文化は語れません。
 特に、和菓子には無くてはならないものですよね。ようかんなんてアズキの棒ですものね。それを目がテン!はやりました。あの洋菓子を作っちゃいました。私はけっこう気に入ってます。でも、他の人は…。まあ、なんにせよ、アズキは立派です。主役にはならないことが多いですが、存在感はあります。そうだ、野菜アカデミーの助演女優賞にノミネートしましょう!いや、男優かなあ、だって、アズキング。チャカチャン。



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