良ちゃんのおまけコーナー
◇◆◇◆ 2013年7月のおまけ ◇◆◇◆

7月28日放送 #1188「食虫植物」
今回のライブラリー


平成のダーウィン!?


 「目がテン!」の収録に向けては、綿密な打ち合わせをたっぷりします。取材ロケに出ているときも出ていないときもありますが、収録と同じ順序でVTRを流し、収録の流れを頭に入れていくんです。

 今回の「食虫植物の科学」で驚きだったのは、私があのダーウィンと同じ疑問を口にしたこと!食虫植物のハエトリグサが1回のタッチでは閉じず、2回のタッチで初めて閉じることをVTRで紹介したとき。打ち合わせで私が言ったのが、「じゃあ、1回目と2回目のタッチの間隔はどのくらいまで記憶してるんだろう?」という疑問。まさにこれを19世紀の科学者ダーウィンが研究していて、それを次のスタジオで紹介することになっていたんです。もちろん、次のスタジオ展開の内容はまだ知らずに言ったことです。これにはスタッフもビックリ。冗談で「平成のダーウィンだ!」などと言ってくれました。

 そんな冗談はさて置き、ここで終わらないのが現代の科学。東北大学大学院の上田先生はさらにその先を研究していて、葉を閉じる運動に関係している物質であるジャスモン酸グルコシドを発見し、ダーウィン以来の謎が150年ぶりに解けたんです。

 それにしても、「平成のダーウィン」っぽい疑問を思い付いたのも、「目がテン!」アシスタントを務めて10年の歴史がそうさせるのだと思います。これからもいろいろなことを科学していきますよー!!



7月21日放送 #1187「錯覚」
今回のライブラリー


史上最多の「えーっ!?」


 収録の打ち合わせ中にあんなにもたくさん「えーっ!?」と言ったことは、私の10年に及ぶ「目がテン!」アシスタント歴の中でも初めてのような気がします。だって、脳の機能を知って錯覚のしくみを理解しても、目の前に見えているものが信じられないんですもん。錯覚って本当に不思議です。

 人の脳が持つ機能のために起こる錯覚。例えば、スタジオで所さんが最後まで「納得がいかない!」と言った『チェッカーシャドー錯視』から分かった影の認識について。

 確かに、外を歩いているときに前の人の影が自分の足元近くまで伸びていたとして、その影を黒い何かだと捉えて「あっ!踏んじゃいけない!!」とは思わないですよね。影は影として捉え、自分の足元や体にかかろうとも気にせず前と距離を詰めることができます。今のようにハイテクな時代の最新ロボットでさえ影を影として捉えることは難しいそうですので、人の脳はなんて素晴らしいんでしょう!

 ふだん何気なく生活していますが、いろいろなところに隠れている錯覚を探してみるのも楽しいかもしれませんね。



7月14日放送 #1186「北海道スペシャル②」
今回のライブラリー


体を張ったロケ・ワースト3の発表!


 前回の海の幸に続いて、今回は北海道スイーツの秘密に迫りました。新鮮なイカを食べたり、搾りたて牛乳を飲んだり、大好きな甘〜いお菓子をいただいたり・・・。なんて良いロケなんでしょう。

 北海道へは過去にまだ数回程度しか行ったことがないのですが、実はすべて「目がテン!」のロケで行ってるんです。初めて行ったのは「トナカイの科学」。真冬の雪深い北海道でトナカイのひくソリに乗って、気付くと転倒していた思い出が・・・。なんて体を張ったロケなんでしょう。

 そう考えると、「目がテン!」を担当して10年目。体を張ったロケを並べだしたらキリがないくらい、いろいろなことに挑戦してきました。中でもこの10年のワースト3(・・・と言ったら申し訳ないですが)は、第3位:ゴキブリ70万匹の部屋に入れられたロケ、第2位:ゴキブリ80万匹の部屋に入れられたロケ、そして第1位がゴキブリが棲む谷に連れて行かれたボルネオのロケ。・・・って、ゴキブリだらけでゴメンナサイ。でも、本気で涙が出そうでした。

 今年もまもなく夏休み海外特集!「目がテン!」の海外ロケは過酷なことが多いですが、今年は何処へ行くのでしょうか!?今から私もドキドキです。



7月7日放送 #1185「北海道スペシャル①」
今回のライブラリー


イカをイカすイカした切り方!?


 日本全国、その土地ならではの美味しいもので溢れていますが、北海道は特に海の幸が豊富。2週に渡ってお送りする「北海道グルメスペシャル」の第1弾はウニとイクラがテーマ。

 皆さん、イカって何色のイメージがありますか?私はもちろん、お寿司屋さんで出るイカを想像しても、スーパーに並んでる美味しそうなイカを思い浮かべても、白です。でも今回、初めて函館の新鮮なイカを見たのですが、なんと透明だったんです!お刺身になった透明なイカは、まるでトコロテンみたい。口に入れると、プチっともコリっともとれる心地良い歯応え。その歯応えがイカを美味しく感じさせるようです。

 しかも透明なイカと東京などで食べる白いイカ、それぞれに適した切り方があり、ちゃんとイカをイカす方法が考えられているわけですから、これはイカしてますね! それにしても美味しそうな礼文島の最高級ウニ。イカも美味しかったけど、ウニも食べたかったぁ〜!!



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