未来シアター

毎週金曜夜11時30分~放送

OA内容

#121 2014/7/25 OA
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  • 「小山美千代」 「ベジタブル コーディネーター」
    主題歌「歓びの種/YUKI」

    空間を華やかに彩るフラワーアレンジメントの世界に
    新風を吹き込んだ革新者・小山美千代。
    小山が材料として使うのは、『花』ではなく、『野菜』。
    この何気ない野菜たちが彼女の手にかかれば…
    『見て』楽しめる美しい野菜のブーケ、ベジブーケに。
    もちろん最後は『食べて』楽しめる。
    小山がベジブーケを通して伝えたいモノとは?

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  • 豊かな自然に囲まれた千葉県印西市で、農業を営む小山。
    ベジブーケに使うのは、ほとんどが自家製の野菜。
    収穫の仕方にも独自の美学がある。
    例えばミニトマト。
    小山「ミニトマトのどこがキレイかというと
       赤から緑になっているグラデーションが
       すごくキレイだと思います。」
    野菜本来の美しさをブーケにいかす。

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  • 子どもの頃から花が大好きで
    大学卒業後は憧れだった花屋さんに。
    「フラワースクールの講師」や
    「ブライダルホールのデザイナー」など、
    第一線で活躍していたが…バブルが崩壊し会社が倒産。
    結婚・出産を機に家業であった農家の道に。
    転機は突如として訪れた。
    朝、畑を歩いていた小山は、あるものに目を奪われた。
    それは朝露に濡れて光輝く『ロマネスコ』
    この野菜の美しさを伝えたい。
    その思いから生まれたのがベジブーケ。

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  • フラワーアレンジメントの技術で、
    野菜の持つ力強さと愛らしさを表現。
    さらに、農家ならではの新鮮な旬の野菜を使った
    ベジブーケは、たちまち話題に!
    土づくりからこだわり栽培した小山の野菜は、
    高級スーパーやレストランからも注文が入るほどの高品質。

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  • そんな小山の新たなる試み。
    ビニールハウスでの結婚披露宴を演出するという。
    その主役は都内在住のカップル。
    目指すはこの土地ならではの自然と野菜に囲まれた空間。

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  • 旬の野菜を使って、新郎新婦が座る高砂の装飾。
    可憐な花と生命力溢れる野菜が2人を祝福。
    ゴーヤのグリーンカーテンと共に豊かな自然を表現。
    テーブルも野菜で装飾。
    器の中までたっぷりの野菜を盛りつけ、
    中も外も食べられるベジブーケサラダに。

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  • そして、花嫁の手元を彩るブーケづくり。
    使うのは花嫁が大好きだという特別な野菜、枝豆。
    そして、いよいよ披露宴が始まる。
    おいしそうにベジブーケサラダを食べる参加者たち。
    小山は、これからも歓びの種を育ててゆく。

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  • 「矢島里佳」 「和える」
    主題歌「光り/ソナーポケット」

    大人向けが多かった伝統産業品の概念を変えた。
    伝統産業の技術を生かし、子ども用の製品を生み出す。
    古と未来の架け橋となり、笑顔の連鎖を作る
    革新者・矢島里佳(株式会社和える代表)

    「伝統を紡ぐ」

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  • この日訪れたのは、越前漆器職人。
    繊細な刷毛使いで幾重にも手塗りする漆器の一大産地。
    所作を学びながらご飯を食べられるよう
    蓋付きの子ども用汁椀を作りたい。
    矢島の提案に、職人はすぐさま工房へ。
    楽しそうな矢島が見つめる中、完成。
    だが意見はしっかり言う。
    「1センチくらい高さを下げたらどうなりますか?」
    熱意にほだされ、職人は新たな器を作ってくれた。
    全国の職人達と直接話し合って作るため
    1年の半分以上は地方で過ごすという。

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  • 学生時代の茶華道部をきっかけに
    日本文化に興味を持った矢島。
    大学進学後、自らの足で多くの産地を見て回った。
    そこで見えてきたのは職人達の厳しい現実だった。
    「技術があっても売れる品物がない」
    その現実に直面した矢島は
    伝統産業を繋いでいきたいと実感した。
    しかし、どう繋ぐのか、方法は見えていなかった。

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  • ある時、出会った砥部焼職人が
    知り合いに作ったという子ども用の茶碗を見て
    矢島はひらめいた。
    大学在学中に起業。
    仲間もなく、不安しかなかった矢島を後押ししたのは
    これまで出会った職人達だった。
    比較的、傷や汚れに強い大谷焼は普段使いの器に。
    小石原焼の文様の特色である飛び鉋は滑り止めに活用。
    抗菌作用に優れた藍染の産着など
    伝統産業の長所を生かした、子どもに優しい逸品を
    次々と生み出した。

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  • 今回、矢島が新たに取り組んだのが
    おでかけ用の前掛け。
    それはかつてない数の伝統産業を
    ひとつに“和えた”こだわりの品。
    裏面には伊勢型紙で名前を入れる。
    伊勢型紙とは、室町以前より続く
    着物染めに不可欠な型紙。
    さまざまな文様を作り出した職人達の
    細やかで独創的な技術。
    定期的に型紙に名前を彫る仕事があると
    若手の型紙職人の育成にも繋がるのではないか…
    矢島が型紙に込めた想いだった。

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  • こうして出来上がった5枚の型紙。
    バトンを受け、染めるのは江戸更紗の若き職人。
    型紙1枚に1色、今回は5色刷りで仕上げるが
    多色ゆえにバランスが難しい。
    子ども達、職人達の未来のために…

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  • 伝統技術を“和えた”前掛けが完成。
    人と人の繋がりをイメージした
    円が連なる七宝柄。
    矢島の持つ信念は
    「職人さんがここまで一生懸命やってきた想いを
     伝えるというところの職人になれたらいいな」