OA内容

#59 2013/5/17 OA
  • 画像
    画像
  • 「野崎舞夏星」 「女子相撲選手」
    主題歌「don't cry anymore/miwa」

    その革新者は高校2年生、まだ16歳。
    おしゃれにだって興味はある。
    けれどそれ以上に、彼女は心を奪われてしまった。
    そう、相撲に。
    革新者・女子相撲選手、
    野崎舞夏星(のざきまなほ)
    彼女の最大の武器は、スピードと足腰の強さ。
    中学にあがると50キロ未満の軽量級では
    向かう所、敵なし。数々の大会で優勝をさらってきた。
    その彼女が、次なるステージに挑む。

    「頂点を目指して」

  • 画像
  • 幼い頃から運動神経は抜群。
    小学生になると、兄を追いかけるように、レスリングを始めた。
    誰にも負けたくない。
    闘争心が目覚めたのは、この時からだ。
    そんな彼女にレスリングの先生は、こう言った。
    「相撲の大会に出てみないか」

  • 画像
  • 今は何よりも相撲が好き。
    そんな野崎を家族は温かく見守っている。
    その鋭い野崎の目は、今、国際女子相撲大会を見据えていた。

  • 画像
  • 中学時代は向かう所、敵なしだった。
    しかし今大会は大学生や社会人、その全てがライバルとなる。

    中でも野崎にとって最大のライバル。
    それはキャリア14年、日本軽量級のエース松浦みな美。
    スピードも、技の豊富さも、国内では群を抜いている。
    そう、日本の絶対王者。
    野崎にとっては憧れの存在だ。
    その松浦と3年前から練習をさせてもらっている。
    いつか超えたい。
    その胸を借りながら、いつもその背中を追いかけてきた。
    尊敬する先輩も土俵に上がればライバル。
    負けたくない、ただそれだけ。

  • 画像
  • 先輩を脅かすのは、野崎の、その努力だ。
    より強靭な足腰を作り上げるため、
    レスリングの練習も欠かさない。
    16歳。友達とだって遊びたいけれど、悔いはない。
    なぜなら相撲に心を奪われてしまったから。

  • 画像
  • 迎えた大会当日。
    この日は海外からの有望選手も名を連ねた。

  • 画像
  • 軽量級は34名が参加。
    勝ち進めば、松浦とは決勝で当たる。
    母が祈るのはただひとつ…勝利。
    2回戦の相手は、10歳近く年の離れた経験豊富な選手。
    腰が落ちた。
    しかし、ここからが野崎の真骨頂。
    誰にも負けたくない。
    毎日のたゆまぬ汗は、野崎を裏切らなかった。
    その後も順当に勝ち続け、ついに決勝の舞台へ。
    松浦も圧倒的な強さで、決勝進出を決めた。

  • 画像
  • ついに、その時が来た。
    憧れ続けた背中…
    その背中を超えたい…

    そして勝ったのは、野崎。
    土俵を離れた瞬間
    最強のアスリートはまた甘えん坊の娘に戻っていく。
    挑戦は始まったばかり。これからも彼女は高みを目指し続ける。

  • 画像
    画像
  • 「本道佳子」 「湯島食堂 シェフ」
    主題歌「福笑い/高橋優」

  • 画像
  • 文京区に常識を覆す食堂がある。
    シェフを務めるのが、革新者・本道佳子。
    この店には通常、客が目するはずのものがない。
    それは、メニュー表。
    どんな料理を作るかは、
    本道が客の顔を見てから決めるのだ。
    同じ大根でも、料理は客によって大きく変わる。
    この女性のために、加えた食材は?

  • 画像
  • ヘルシーなこんにゃくと山芋を添えた、
    3つの食感が絶妙にマッチする「大根ステーキ」。
    腸の中を掃除してくれるといわれているこんにゃく。
    さらにきれいになってほしいという本道の想いが詰まっている。
    そしてこのビジネスマン風の男性には…
    滋養強壮の効果があるといわれているにんにくを添えた。
    本道は人に合わせてメニューを変えるのだ。
    客の数だけ料理を生み出し、
    リクエストがない限り同じメニューは作ったことがない。

  • 画像
  • その本道の料理は、色鮮やかで独創的。
    素材は、野菜やフルーツ、穀物など、
    植物性の食材だけ。肉や魚は一切使わないという信念を貫く。
    そんな本道の料理への志と味は、あのルイ・ヴィトンが手がける「東京シティ・ガイド」で大きく取り上げられ、その名は世界に知れ渡った。

    「笑顔の逸品」

  • 画像
  • 本道が料理人を目指したきっかけは、母の存在だった。
    愛情が込められた母の手料理は、いつも優しい味がした。

  • 画像
  • しかし、そんな母は本道が高校1年生の時、
    急性白血病で、突然、この世を去ってしまった。 それまで、包丁すら持ったことのなかった本道。
    父とまだ小学生だった妹のため、母の代わりに料理を始めた。

  • 画像
  • 舌が覚えていた、優しい味。
    母を真似て作った料理は、家族を笑顔に。
    料理には、悲しみを乗りこえ、人を笑顔にする力がある。
    本道は料理人になることを決意。
    母のやさしい味とオリジナリティが合わさったメニュー。
    湯島食堂では、客の顔が自然とほころぶ。

  • 画像
  • もっと多くの人を笑顔にしたい。
    そんな想いのもと本道は出張料理も行っている。
    今回、訪れたのは、熊本にある「藤岡医院」。
    患者に料理を振る舞ってほしいと招かれた。
    病気と闘っている人たちを、料理の力で笑顔に。
    4年前から、本道が力を入れている取り組みだ。

  • 画像
  • たまねぎ、キャベツ、じゃがいもなど
    素材の味を引き立て、そのまま食べられるように。
    元気になってほしいと、一つ一つ心を込めて作る。
    その優しい味が、笑顔を生む。
    料理でみんなを笑顔に。
    亡き母から受け継いだ想いを胸に、
    本道は料理を作りつづける。