OA内容

#73 2013/8/23 OA
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  • 「和田淳」 「アニメーション作家」
    主題歌「井上陽水」

    昨年のベルリン国際映画祭で1人の日本人が快挙を成し遂げた。
    銀熊賞を受賞したアニメーション作家・和田淳
    受賞作『グレートラビット』は7分間の短編アニメーション。日本人では宮崎駿に次ぐ快挙を成し遂げた。
    世界的なアニメーション作家・和田が探し続けているものとは・・・

    「探しものは何ですか?」

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  • 大好きな井上陽水の曲を聴きながらアニメを描く和田。その絵はシャープペンシルで描かれている。和田がこだわる、シンプルで細い線。それが素朴で独特な画を生み出す。
    彼の作品には毎回登場する象徴的なものがある。それは「穴」、「動物」、「肥満児」など。
    自分が好きな物や感覚を作品に取り入れている。
    そんな彼の感覚が凝縮されたのがベルリンで賞を獲得した『グレートラビット』

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  • 子どもの頃から絵を描くことが好きだった。デザイナーを目指して大学は芸術を専攻。
    しかしそこで気づかされたのは誰よりも絵が下手だという現実。
    そんな彼に転機が訪れる。常に書いていた落書きでアニメーションを作ってみた。
    すると仲間たちから初めて褒められた。
    これをきっかけに和田はアニメーションの世界で生きていくことを決意した。

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  • だが、世界的に有名になったものの、アニメーションだけでは食べてはいけない。
    大学でアニメーション講師をしているのも、自身の制作費用を稼ぐため。
    そんな和田を支えているのは大学時代に出会った妻である美沙さん。
    デザイン関係の仕事をする彼女は、仕事のかたわら、時間の許す限り和田の作業を手伝っている。

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  • 今回番組は和田にオリジナルアニメーションの制作を依頼。和田が選んだテーマ曲は大好きな井上陽水の「夢の中へ」
    オリジナル作品の内容は、ナマケモノが映像を見ている人を夢の中へ誘うというもの。
    アニメーション作家・和田の「探し物」を探す旅は続いていく・・・

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  • 「原田美砂」 「帽子デザイナー」
    主題歌「糸/Bank Band」

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  • ブリトニー・スピアーズやジャネット・ジャクソンなど、海外の有名セレブがこぞってかぶり、日本では、歌姫JUJUも虜にする帽子デザイナー・原田美砂
    イギリスの伝統的な帽子文化をベースとしながらも独創的なデザインを持つ原田の帽子は高い評価を受けている。
    そんな原田は今大きな人生の転機を迎えていた。

    「Birthday」

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  • 原田の帽子の最大の特徴は、左右のデザインが異なるアシンメトリックであること。
    すべて斜めに被るようにデザインされ、斜めに被った時、美しいシルエットになるよう、計算されている。
    常にデザインの革新を追及している原田。なにげない日常も原田にとってはアイデアの宝庫。
    自然とその人に似あう帽子が思い浮かぶという。どんな時でも、頭から帽子のことが消えることはない。

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  • 両親が離婚し、父子家庭で育った原田。彼女が幼い頃から胸に秘めた決意「一人で生きていく強さを持ちたい。」
    18歳でイギリスに単身留学。ロンドンのファッションに影響を受け老舗帽子メーカーに入社したが「若い日本人の娘に、なんで帽子のことがわかるんだ」と言われ、職場を出れば涙する毎日。
    しかし、辛くても夢は諦められなかった。

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  • そんな彼女に転機が訪れる。エリザベス女王戴冠50周年の記念式典で女王が原田の帽子をかぶってくれたのだ!それをきっかけに原田は成功をつかみ、今では多くのスタッフを雇う世界的帽子ブランドの経営者となった。しかし気づけば、悩みすら相談できる相手がいなくなっていた。トップに立ったが故の孤独・・・そんな原田に「肩肘を張らずにいい」と教えてくれたのが
    自然エネルギーの会社を経営するガブリエルさん。そして45歳で、彼の子供を身ごもった。
    するとその心境にも変化が現れた。「子供がいる時といない時では作品の世界も変わってくると思う。思っていなかった世界が表現できるかもしれない。」デザイナーとして、新たな境地に踏み出した。

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  • 新作を作る合間に臨月を控えた原田がとりかかったのは、わが子のための帽子。
    思いを込めて作った、初めての子供用の帽子。
    先月22日。原田は、待ち焦がれた我が子に出会った。