#7 奈良・美の復活編

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2日目

興福寺

五重塔と阿修羅で有名な興福寺。
今回のお目当ては、その興福寺にある西国三十三所観音霊場の南円堂、そして現存する最も美しい八角円堂と称されている北円堂です。
南円堂創建1200年を記念して、父・康慶の造った仏像の祀られている南円堂と息子・運慶の造った仏像の祀られている北円堂が同じ時期に一度に拝観できるというのです。
私たちは特別公開前に許可を頂いて、撮影させて頂きました。
康慶の率いる仏師・慶派は、奈良時代の仏像に学び力強い仏像を制作。さらにリアルさを追求し仏像の目に水晶を入れた「玉眼」という新しい表現を生み出しました。父・康慶と息子・運慶の仏様を対比して観る事の出来るチャンスをどうぞお見逃しなく!
また、南円堂創建1200年記念として完全オリジナルの精進ふりかけや朱印帳等のグッズも販売しているのでそちらも是非チェックしてみてくださいね。

薬師寺

東西の三重塔が印象的な薬師寺。
奈良のシンボル的な存在とも言える塔ですが、西塔は昭和56年に453年ぶりに再建され、復活したもの。その西塔と変わりゆく夕日が今回の演奏の舞台です。
万葉集で奈良の枕詞は「青丹よし」と呼ばれており、それは塔の連子窓に使われている青色、また、扉や柱に使われている朱色(丹(に))色を指していると言われています。
そう、薬師寺は奈良時代の華やかだった平城京の色を思わせるお寺なのです。
当番組で2回目の演奏となる押尾コータローさん。
今回は少しずつ変化していく光や色を表現したメロディーとなっています。
夕日が沈んでしまうまでの短い時間、かなりの緊張感に包まれながらも幻想的な演奏シーンとなりましたのでお楽しみに。
演奏前には、栗山さんも押尾さんもきちんと薬師様にお参りされていましたよ。

1日目

慈光院

大和三名園の一つで、お寺でありながら全体がお茶室として演出されている慈光院。
お茶室に至るまでのアプローチ方法が徹底して考えられているため、至る所に参拝客を楽しませるための工夫が施されています。
例えばだんだんと暗くなっていく参道は、門を抜けた時の開放感を引き立たせるためのものなんだとか。
さて、そんな随所にあるおもてなしに感動すら覚えながらメインである書院へ伺うとさらなる美しさが私たちを出迎えてくれました。
書院は景観の美しさを守るために、木を植樹しているというだけあって景観だけでなくとても居心地の良い場所です。拝観した全ての方のお抹茶を出してくださるのでゆっくりと時間を忘れて日頃の疲れをとることができますよ。
撮影をしながらも美しさの極みを味わったスタッフ一同でした。

花墻(ハナガキ)

旅に欠かせない楽しみのひとつ、お料理。 今回栗山さんがお食事を楽しんだのは学園前駅の住宅街の中に佇む花墻さんです。
お皿から食材まで全てを徹底して自分で選ぶご主人の古田さんは築50年の家屋を自分の手で改装してお店にしています。
そして、お料理はというと…。
日本料理を基本にして仏・伊・中など様々な食材を取り入れた正にここでしか味わうことの出来ない創作料理です。
見た目にも鮮やかで食欲をそそるのはもちろん食材の組み合わせ方には本当に驚かされました。
また、お客さんは完全予約制、昼夜1組ずつでという徹底ぶり。
「全てのお客様に満足してほしいから自分の完全に目の届く範囲での予約しか受けない」という気持ちが込められているのですね。
気軽に、というわけにはいきませんがとっておきの夜に、思い出に訪れてみてはいかがでしょうか。今回もおいしそうに食事をする栗山さんの幸せそうな表情をお見逃しなく。

「花と屍」 by TEAMLAB▲ページ先頭へ