着こなして服 ~CHIAKI’s FASHION CHEAK~

“超お嬢様”で“ドSな弁護士”という、育ちも性格も普通の女性とは異なる知晶のファッションは、大人っぽいきれいめコーデ。何気なく着こなしている知晶なのですが、よく見ると個性的なアイテムがたっぷり!そんな知晶のファッションのポイントや着こなしテクを、スタイリストの三好マリコさんに解説していただきます!

#09

原色多めの派手&華やか花柄ブラウス

第9話の知晶は花柄のオンパレードでした。花柄と言ってもさまざまなものがありますが、知晶らしい派手な色にもご注目ください。 まずはこちらの黒のブラウス。花の形もさまざまで、原色が多めのカラフルな色使いがゴージャスで、北沢家の豪華な内装にも映えます。重たく見えがちな黒も、これくらい色が入るとかなり華やかになりますね。素材はテロンとした感じのシルクサテンで、派手な柄に上品さを加えます。 ボトムスには黒い革のロングスカートを合わせていました。背伸びしてちょっと高級なレストランにでも着ていきたいこのコーデ、現場の女性スタッフにも大好評でした。

注目度MAXの斬新デザインワンピース

北沢家を訪れた邦夫と面会したときの知晶です。一見、花柄ワンピースにピンクのカーディガンを合わせているようなこのコーデ、実は、切り替えしのある1枚のワンピースなんです。 花柄の部分はゴブラン織りのしっかりとした生地で、ボディーラインに沿ったタイトなシルエットになっています。袖部分はシフォン生地でふんわりとしており、サーモンピンクのカラーが優しい印象をプラス。さらに、背中にはカーキ色のウール生地の切り替えしもあり、斬新なデザインの1着です。 邦夫が初めて来た場面なので、少しよそ行き感を出したこのワンピース。膝下丈でトレンド感や上品さもあるので、結婚式の2次会など、セミフォーマルな場面にいかがでしょう。注目度はバツグンです。

花柄×刺繍×ドットのワンランク上コーデ

リビングで秀作の話を聞く知晶は、サテン素材の黒いパンツの、赤と黄色の大きな花柄が目を引くコーデでした。足首付近に白のパイピングがあるパジャマ風のイージーパンツですが、きちんとしたブラウスとチュール素材のロングガウンを合わせて部屋着感をゼロに。このままお出掛けもできますね。 紺色のブラウスは、襟元のスズランの刺繍がポイントに。素材がコットンなので、デニムやロングスカートなどと合わせて、カジュアルにも着られるアイテムです。 黒のロングガウンはドット模様がキュート。柄好きの知晶らしい、ワンランク上の組み合わせになっています。