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チェブラーシカ

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この可愛さが、ささやかな幸せを生み出してゆく―。

 詩情ゆたかな童話的世界を舞台に、動きの細部にまで人間の心をそそぎ込まれた人形たちが、愉快に働き、歓びをわかち合い、哀しみにふれ、無責任さに怒る。一見無邪気なエピソードに惹き付けられる一方で、描かれるのは現代にも通じる社会のひずみです。公開から約40年たった今もなお、ますます人々を魅了するこの古典的名作には、“かわいい”だけで終わらせることのできない、時代と国境を越えた生命力が満ちています。
 「チェブラーシカ」は、1969年から83年にかけて全四話の短編が公開されて以降、ロシアでは知らぬ者がいない、絶大な人気を誇る国民的映画となりました。その人気は世界中に飛び火し、日本においても2001年に渋谷のミニシアターで公開され、子どもから大人まで数多くのファンを生み、今日に至ります。

世界的!?「チェブラーシカ」ブーム 

唐現在、日本国内では200アイテム以上の「チェブラーシカ」グッズが販売され、年間売り上げ10億円以上の市場規模を形成しています。
 そして2008年夏、世界の優れたアニメーションの普及・啓発を目的とする三鷹の森ジブリ美術館の配給により、全四話完全<デジタルリマスター>版が<三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー作品>として劇場公開されました。いわゆる“リバイバル作品”であるにも関わらず、渋谷のシネマ・アンジェリカや大阪のテアトル梅田では初日の全5回が立ち見も含め満席となり、他の劇場もほぼ満席のスタートを切るなど、異例の大ヒットを記録しています。
 また、登場人物のチェブラーシカは、2006年のトリノに続き、2008年の北京オリンピックにおいても、ロシアチームの公式マスコットとして採用され、ロシア選手とともにチェブラーシカのぬいぐるみが開会式に登場するなど、日本のみならず世界でもチェブラーシカ旋風が巻き起こっています。

三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー最新作として

原作は現代ロシアで最も有名な児童文学作家の一人、エドゥアルド・ウスペンスキー。監督は、「ミトン」(67)、「レター」(70)、「ママ」(72)など、人形アニメーションの世界的名作を生み出した巨匠ロマン・カチャーノフ。そしてキャラクター設計と美術は、宮崎駿監督が愛した「雪の女王」(57)など、ロシア・アニメーションの傑作背景美術を描き続けたレオニード・シュワルツマンが担当。さらに、世界で最も偉大なアニメーション作家の一人ユーリー・ノルシュテインも参加しています。ロシアの代表的な童謡作曲家ウラジーミル・シャインスキーが手掛けた哀愁感ある音楽も素晴らしく、劇中歌は国民的な童謡となっています。
 人間が手で描くことにこだわった宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」のように、人間の手作りだけが生み出し得る力強さに溢れ、ロシアで最も愛される人形童話となった「チェブラーシカ」をこの機会にぜひご覧ください。

今回、全四話を収録した≪通常版≫のほかに、『チェブラーシカ』の世界を再現したジオラマ・フィギュア他、オリジナル・アイテムを同梱した『チェブラーシカ コレクターズBOX』を12月17日(水)に発売します。
“チェブラーシカ”を知り尽くしたファンも楽しめる内容となっています。

story

● 第1話 ワニのゲーナ (1969)●
 くだもの屋のおじさんがオレンジの木箱を開けると、中には小さないきものが眠っていました。起こしてもすぐに倒れるので「チェブラーシカ(ばったりたおれ屋さん)」と名付けられたこのいきものは、「正体不明」のため動物園でも受け入れを拒否されてしまいます。結局、リサイクル屋で客引きの仕事をすることに。住処は古ぼけた電話ボックスです。  ある日、チェブラーシカは電話ボックスの貼り紙に気がつきます。それは動物園で“ワニ”として働く、孤独なワニ・ゲーナが書いた「友だち募集」の貼り紙でした。その呼びかけに集まる街の住人たち。子犬のトービクと少女ガーリャ、ライオンのレフ・チャンドルやキリンや猫。この街では、みんながひとりぼっちだったのです。

● 第2話 チェブラーシカ (1971)●
 今日はゲーナの誕生日。チェブラーシカはおもちゃのヘリコプターをプレゼントします。二人でそのおもちゃで遊んでいると、チェブラーシカがおもちゃと一緒に飛ばされてしまいます。あわてて追いかけるゲーナ。チェブラーシカが無事降り立った先では、ピオネールという少年団の4人組が小鳥の巣箱を作っていました。そんな少年たちを見て、二人は仲間に入れてほしいと頼みますが、それには条件があると言われます。

● 第3話 シャパクリャク (1974)●
 チェブラーシカとゲーナは海水浴へ行くため列車に乗り込みます。しかし、いじわるおばあさんのシャパクリャクに切符と荷物を盗まれてしまい、せっかく乗った列車を途中の駅で降ろされてしまいました。しかたなくモスクワまで200キロの道のりを歩いて帰ることに。延々と続く線路をとぼとぼ歩く二人ですが、その道すがら、観光客の若者たちが仕掛けたうさぎ捕りの罠にかかってしまいます。

● 第4話 チェブラーシカ学校へ行く(1983) ●
 旅先から、空港に迎えに来てくれるようチェブラーシカに電報を打ったゲーナ。しかし空港に到着してもチェブラーシカの姿はありません。一人で大きな荷物を持って家に帰ると、なんと電報が壁に飾ってあります。チェブラーシカは文字が読めなかったのです。ゲーナは、チェブラーシカに学校へ通うことを提案します。運良く明日は9月1日、ロシアでは学校が始まる日。チェブラーシカの入学のため、二人は制服屋さんに急ぐのですが……。

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