


意外なことに、宮藤いわく「『なくもんか』は初めてホームドラマというジャンルに挑戦した映画」。
親子・兄弟・夫婦といった、誰もが経験する普遍的はテーマである“家族”の物語を真正面から描いている。しかし、宮藤の描く“家族”はやっぱりチョット変わっている。
ハチャメチャだけど、どこかリアルで心に染み渡るオリジナルストーリーが完成!
主演は『舞妓Haaaan!!!』以来の主演映画2作目となる阿部サダヲ。笑顔の裏で泣いているちょっと多重人格!?ともいえるまさに彼にしか出来ない役を演じている。さらに、宮藤脚本初参加となる瑛太&竹内結子や、その他にもアッと驚く超豪華キャスト陣が登場する。全く予測不可能な展開を見せる物語を、“笑える悲劇”とも“泣ける喜劇”ともいえる作品に仕上げたのは水田伸生監督。日本中を笑いの渦に巻き込み、大ヒットを記録した『舞妓Haaaan!!!』以来の強力タッグが、またしても全く新しいエンターテインメントを創り上げた!!主題歌は、いきものがかりが、映画のために書き下ろした「なくもんか」。映画と同名タイトルの心暖まるバラードが、直球の感動をプラス!

幼い頃、無茶苦茶な人生を送る父に捨てられ、行き別れた兄弟がいました。兄・祐太(阿部サダヲ)は、その人柄と秘伝のソースをかけたハムカツを名物に、行列のできる超人気店「デリカの山ちゃん」の店主として東京下町・善人通り商店街の顔となっていました。弟・祐介(瑛太)は、「金城ブラザーズ」という超売れっ子芸人になっていました。赤の他人である金城大介(塚本高史)と兄弟漫才師としてブレイク。本物の兄弟でないことをひた隠しにしています。
そんなある日、10数年前に善人商店街を出て行ったきり全くの音信不通だった、「山ちゃん」初代店主夫婦(カンニング竹山&いしだあゆみ)の一人娘・徹子(竹内結子)が突然帰ってきました。子供のときから実の兄弟のように仲良く暮らしていた祐太はもちろん、商店街の人たちはビックリ仰天。しかも、毎日ハムカツを食べていたせいで、デブで不細工だった徹子が、まるで別人のような超美人になっていたのです!突然の帰宅、謎の激痩せ、確実なプチ整形・・・数々の疑惑が残る徹子を、祐太は問い詰めることもなく笑顔で温かく迎えます。そして、祐太は、しおらしく店を手伝う徹子に、どさくさに紛れてプロポーズ。めでたく結婚!するのですが、婚姻届を出すために戸籍謄本を手に入れた祐太は、「金城ブラザーズ」の祐介が実の弟であることを知ってしまい・・・。