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2019年7月24日(水) ブルーレイ&DVD発売

見知らぬ十二人の未成年たちが〈集団安楽死〉を求める。
極めてショッキングな題材の『十二人の死にたい子どもたち』は、「天地明察」「マルドゥック・スクランブル」の冲方丁が初めて手がけた現代を舞台にした長編サスペンスにして、第156回直木賞候補にもなった傑作小説だ。
TVドラマ、映画、舞台となって広く長く愛されるレジナルド・ローズの古典的名作『十二人の怒れる男』にオマージュを感じさせながら、現代を舞台にした密室サスペンス・エンターテインメントは、それぞれに悩みを抱え死にたいと思いつめた十二人のナイーブな未成年たちが、〈安楽死〉を提供する秘密の集いにやって来るところから始まる。
ひとりではなく、みんなで楽に死ねると思っていたら、想定外。十三人目の予期せぬ先客がいて、しかもその人物はすでに死んでいた。
集まった者の中に殺人者がいるとなれば、もはや安楽死どころではない。十二人は、自分が誰かに殺されるという恐怖に震える。
自ら死ぬのはいいけれど、他人に殺されたくない!初めて感じた死への恐怖―。
息が詰りそうな閉ざされた廃病院の一室で、素性のわからないメンツ同士が疑心暗鬼に陥りながら、互いの真意を探り合う。
自分の本音は決して悟られてはならない。
だが、次々と予想外の出来事が起こり、追い詰められ、心の支えを失った未成年たちは徐々にパニックになる。

時系列や舞台となる廃病院の構造を利用し、かつ、個性的な登場人物それぞれの背景などが緻密に組み上げられた物語は映像化困難であると作家自身にも思われていたが、『トリック』『SPEC』『イニシエーション・ラブ』『人魚の眠る家』の堤幸彦がその高い山に挑み、予想の斜め上を超える心理戦のスリルを、計算に計算を重ねた隙のない演出と、定評のある映像美によってまとめあげ、原作者からも絶賛される仕上がりとなった。
脚本は今回が初めての映画脚本となる倉持裕。演劇界では故・蜷川幸雄、劇団☆新感線のいのうえひでのりなどとも組む才人だ。
演じる十二人の俳優たちはいま注目の気鋭ぞろい。95年から2001年と全員平成生まれ。特報では彼らの顔と名前を隠して発表したが、シルエットや微妙な身体的な特徴などから誰か当てる熱狂的なファンも少なくないほど注目されている俳優たちが集まって、これぞ演技バトルの真骨頂を繰り広げる。
とりわけカメラ5台で最長40分の長回しによる、十二人全員の緊張感が漲る真相に踏み込んでいく場面は、その生々しさに息を呑む。真相を知った後でもう一度観ると、俳優たちが各々、微妙な表情をしているところを楽しめる趣向もあり、何度も観たくなるだろう。
十二人が各々廃病院に集まって来るところ、死の恐怖に怯えながら真相を求めてうろつくところは、観客もいっしょにさまよい歩くような臨場感がある。
理屈で片付けられない、白黒つけられない人間のどうしようもない揺らぎや弱さや優しさ、もがきなどが描かれ、観終わったとき、胸に広がる感覚は従来のミステリー映画にはないものだ。
思いつめた少年少女たちの抱える痛みにざわつきが止まらない。
騙し騙され、ドンデン返しの先にある、さらなるサプライズが。
先の読めないノンストップ未体験・密室サスペンスゲームが始まる!

story
未体験リアルタイム型・密室ゲームがスタート!
ミッション:集団安楽死 / 場所:廃病院 / 参加者:12人の未成年 / 謎:13人目の死体
死にたいけど、殺されるのはイヤ。
その日、12人の未成年たちが、安楽死を求め廃病院の密室に集まった。
「みんなで死ねば、怖くないから」ところが、彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇。
突然の出来事にはばまれる彼らの安楽死。あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々起こる奇妙な出来事。
彼らだけしか知らない計画のはず。まさかこの12人の中に殺人鬼が……?
死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられいく。
全員、ヤバい。気が抜けない。 
いつ誰が殺人鬼と変身するのか!?パニックは最高潮に。
彼らは安心して“死ねるのか”怯えながら“殺されるのか”
監督 堤幸彦(「SPEC」「イニシエーション・ラブ」)が仕掛ける、出口無しのノンストップ未体験・密室サスペンスゲームの幕が上がる。

©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

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