

人間界に現れるときはなぜかいつも雨という風変わりな死神、千葉を演じるのは本作が6年ぶりの日本映画出演となる国際俳優・金城武。一見クールだが、どこか天然という新しい死神像を、独特の超然とした佇まいで、ときにチャーミングに、ときにユーモラスに演じきる。
そんな彼は今後「レッドクリフ」(2008/11/1公開)、「K-20 怪人二十面相・伝」(今年12月公開)の出演も決定しており、ますます目が離せない。
原作は「ゴールデンスランパー」で本屋大賞を受賞、若い世代を中心に今最も熱い支持を集める、作家・伊坂幸太郎の「死神の精度」(文藝春秋刊)。断り続けてきた映画化のオファーを、金城武が主演ならばと快諾したという本作だが、原作の売上も映画公開とともにグングン伸び、現在では60万部を突破している。
そんな大人気原作をもとに金城武、小西真奈美、富司純子という実力派俳優をまとめあげたのは、ファンタジーとユーモアにあふれる独特な作風で今、日本映画界が注目する筧昌也。本作は、CX系土曜深夜に放映された「ロス;タイム;ライフ」の原案など新感覚ディレクターとしての評価が高い彼の、待望の初長編となる。
コレクターズ・エディションには、ナビゲートDVDを発売していないからこそ貴重な、特典映像を余すとこなく収録。メイキング、スポット集や筧監督自身が描いた絵コンテ台本も封入予定。

千葉(金城武)が現れるのは、人間が不慮の死を迎える7日前。7日間の観察期間の後“実行=死”か、“見送り=生かす”かを判定するのが彼の仕事。仕事はさっさと済ませ、CDショップで“人類最大の発明品”として愛するミュージックを試聴するのが彼の最大の楽しみ。そんな彼の職業は・・・死神。
今日も雨の中、彼は待っていた。7日後に死を遂げることになっている新しいターゲットを―――
藤木一恵(小西真奈美)。27歳。とあるメーカーの苦情処理係。仕事を終え疲れ果てた彼女が会社から出てきた。さあ、仕事の始まりだ・・・