夜空に大輪の花火が咲き始める中、707号室では、ナナ、ヤス、シン、ノブの4人が奈々の到着を待ちわびていた。まもなく、みんなとマンションを出たナナは、シビレを切らして、奈々の携帯に直接電話を入れ、早く来るよう告げる。そんなナナに、泣きながら、ノブに会うのが怖い、と答える奈々。ノブに対する罪悪感がまだ奈々に残っていると察したナナは、「ノブなら来ていない」とウソをつく。そして、ヤスやシンが会いたがっているから、と早く来るよう促した。
電話の話を聞いていたノブは、2週間後にタクミと結婚する奈々のためを思い、すぐに帰ると言い出した。だが、ノブの言葉を聞いたナナは、思わぬことを言い出した。奈々とタクミの結婚が近づく中、今、ノブと元のサヤに戻ったら、奈々は泥沼にはまる。ナナは、これを承知で、ノブに泥沼にはまれ、というのだ。
ヤスとシンは、もちろんナナの危険で、残酷な挑発を制止した。だが、ナナの挑発に乗ったノブは、一人、707号室に戻り、変装を外して、いつもの髪型に戻した。目の前に現われる奈々に、ノブは再び告白する決意を固めたのだ。やがて、奈々の押す707号室のチャイムが鳴った。愛する奈々と、ドア越しに立つノブ――。
しばらくして、奈々から連絡を受けたシンは、707号室に誰もいなかったと告げられた。奈々は、707号室のドアの向こうで、ノブが一人どんな思いでいたのかも知らず、ナナたちが待つ河川敷に行く、と話した。

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