2017年3月27日放送

今後広がる?!公園内保育所とは?

今後広がる?!公園内保育所とは?

待機児童対策として保育所を“公園内”に作る取り組みが、いま始まっています。東京・世田谷区の祖師谷公園にあるのは「茶々そしがやこうえん保育園」。4月1日に全国で初めて開園する公園内保育所のひとつです。保育所を建てるにあたって近隣の住民から“音の問題”への不安の声もあったことから防音対策をしています。園児が遊ぶ屋上には高さ4メートルの防音壁を作り、また、住宅街に面する壁には窓を設置していません。

さらに、保育園に併設しているのは…なんとカフェ!誰でも無料でコーヒーが飲めるそうです。地域の方の交流の場にすることで保育所を開けた場所にしたいと話していました。

でも保育園を…なぜ「公園内」に作ったのでしょうか? 世田谷区は、年々待機児童数が増加していて、去年4月の段階で1198人。4年連続、全国最多で保育所の確保が急務です。そのため、世田谷区は区や民間の土地も活用してきましたが、土地の確保は困難な状況でした。しかし、去年、国は、地域を限定して規制改革を行う「国家戦略特区」として東京や神奈川などで公園内に保育所を作れるようにしたのです。

4月1日に公園内保育所は全国で6カ所、そのうち東京都内で3か所開設されます。東京・荒川区の汐入公園の中にある「にじの森保育園」。本来、市民の憩いの場でもある公園。地域の人の場所を確保するために、屋上には人工芝のオープンスペースを設け、地域の方がゲートボールなどを楽しむことができるそうです。まもなく始まる「公園内保育所」。待機児童解消のため国は今後、全国で広げていきたい考えです。

(情報は2017年3月27日現在のものです)

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