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タラップを降りる第37代アメリカ大統領ニクソン。
出迎えるのは、中華人民共和国首相 周恩来です。
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冷戦の時代、アメリカ大統領が共産主義陣営の国を
訪問することは、極めて異例な事でした。
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この電撃的な訪問は「ニクソンショック」と呼ばれ
世界中の人々を驚かせました。
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しかし、一番驚いたのはこの人かもしれません。
時の総理大臣佐藤栄作氏。
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日本の頭越しの訪中は、日米同盟に強く依存していた国内を動揺させます。
これ以降、佐藤総理の求心力は低下。
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アジア外交に課題を残したまま、7年8か月に及ぶ
政権に終止符が打たれました。
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その後を次いだのは、ご存じ田中角栄総理。
当時、戦後最年少の総理大臣となった田中氏は
持ち前の行動力を発揮。
急務だった日中国交正常化に取り組みます。
そして、1972年9月29日田中総理と、中国の周恩来首相が
北京で日中共同声明に調印。
日本と中国は、国交正常化を成し遂げました。
その一方で、それまで親交のあった台湾・中華民国との
関係は見直しを迫られました。
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その年の10月、中国から友好の証しとして二頭のパンダ、
カンカンとランランが上野動物園にやってきました。
この愛くるしい姿に、日本中が熱狂。
空前のパンダブームが訪れます。
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国交正常化により、近くて遠い国だった中国が
徐々に身近な存在になっていきました。
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