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アイコン 「日中国交正常化」 2008.09.29

タラップを降りる第37代アメリカ大統領ニクソン。
出迎えるのは、中華人民共和国首相 周恩来です。
冷戦の時代、アメリカ大統領が共産主義陣営の国を 訪問することは、極めて異例な事でした。
この電撃的な訪問は「ニクソンショック」と呼ばれ 世界中の人々を驚かせました。
しかし、一番驚いたのはこの人かもしれません。 時の総理大臣佐藤栄作氏。
日本の頭越しの訪中は、日米同盟に強く依存していた国内を動揺させます。
これ以降、佐藤総理の求心力は低下。 
アジア外交に課題を残したまま、7年8か月に及ぶ 政権に終止符が打たれました。
その後を次いだのは、ご存じ田中角栄総理。
当時、戦後最年少の総理大臣となった田中氏は 持ち前の行動力を発揮。
急務だった日中国交正常化に取り組みます。
そして、1972年9月29日田中総理と、中国の周恩来首相が 北京で日中共同声明に調印。
日本と中国は、国交正常化を成し遂げました。
その一方で、それまで親交のあった台湾・中華民国との 関係は見直しを迫られました。
その年の10月、中国から友好の証しとして二頭のパンダ、 カンカンとランランが上野動物園にやってきました。
この愛くるしい姿に、日本中が熱狂。
空前のパンダブームが訪れます。
国交正常化により、近くて遠い国だった中国が 徐々に身近な存在になっていきました。

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