放送内容

#16

2011.07.16 O.A.

うなぎの蒲焼

うなぎの蒲焼

うなぎの蒲焼

日本人が、土用の丑の日に鰻を食べるようになったのは、江戸時代後期から。厳しい夏の暑さで疲れた身体を「精の付く食べ物」で癒すため、その習慣が広まったようです。また、昔は鰻を開かずに竹に刺して丸焼きにしていて、その姿が池や沼に生えている「蒲の穂」に似ているので「蒲焼」と呼ばれるようになったという説もあります。鰻は、ビタミンA,B1,D,カルシウム、亜鉛、鉄など、栄養の宝庫で、データからも暑い夏にピッタリの食べ物です。

6代目色川さん

6代目色川さん

東京浅草、雷門にある老舗のうなぎ屋さんの6代目、色川正則さん。子供の頃から、お父さんの仕事ぶりを見て育ちました。今でも色川さんは、毎朝築地市場に出かけ、活きの良い鰻を仕入れています。鰻を見極めるのは、目ではなく、指の感覚だという色川さん。鰻のエラのあたりをつかみ、その弾力などで良し悪しがわかるそうです。子供の頃、鰻をつかんだりしながら遊んだことが、その感覚を覚えるのに役立ったという色川さん。その語り口調は、江戸っ子そのものです。

守り続ける味

守り続ける味

毎朝4時から、一人で鰻と向き合う色川さん。その仕事ぶりは、お父さんから受け継いだもの。うなぎ屋にとって一番大事なのは、タレ。毎日たくさんの鰻を浸けることで、そこから出る旨みがタレを育てます。このタレは、今から60年以上も前の太平洋戦争の頃から、継ぎ足しながら使われていて、東京大空襲の時には、お母さんが一升瓶に入れて実家に持ち帰り守り続けました。江戸っ子に愛された鰻。長い長い歴史が、色川さんの手によって受け継がれています。

問い合わせ先

問い合わせ先

お店:色川
住所:東京都台東区雷門2-6-11
TEL:03-3844-1187

MUSIC
♪楽曲名:「My Special Angel」 VOGUES

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