食材バカ一代

 

 

11月27日
食べて改善!メタボリック・ドミノ

メタボリック・ドミノ

≪メタボリック・ドミノとは?≫
食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足やストレスなどの生活習慣の乱れからドミノのように次々と倒れてあっという間に透析、失明、下肢切断、脳卒中、心不全というような最終段階まで到達してしまうこと。
【1】 第一段階…食べ過ぎ
【2】 第二段階…脂肪の代謝異常
【3】 第三段階…内臓脂肪が溜まる
【4】 第四段階…血液の脂質異常
その先は、高血圧、高血糖、高脂血症など

第一段階「食べ過ぎ」

≪キノコの新成分発見!≫
通常は食べたものの脂肪分は腸から吸収されるが、キノコの「キトグルカン」があると、腸をコーティングし、食べた脂肪をくるみ、排出することができる。

≪エノキを食べてメタボ改善!≫

発酵食品であるみそと煮込むと、細胞壁の中のキトグルサンがより多く溶け出し効果がアップする。

≪先生オススメレシピ≫
エノキダケだしの味噌汁…食べ過ぎたと思ったらしめの一杯で飲むのも良い。

第二段階「脂肪の代謝異常」

≪ミカンを食べてメタボ改善≫
食べたものが腸から吸収されるがその吸収された脂肪は肝臓に集められる。それは体の中で再合成され、大きな「悪い脂肪細胞」となってしまう。ところが、ミカンのβクリプトキサンチンがあると、再合成を抑え、小さい「良い脂肪細胞」になることが確認された。

≪βクリプトキサンチンの量≫

また、甘いミカンの方が多い。白い薄皮には有効成分が多いので、皮ごと良く噛んで食べると良い。
1日2個が目安。
※ただし、βクリプトキサンチンは、体内に溜めておけない為、量よりも続けることが大事。

第三段階「内臓脂肪がたまる」

≪リコリス(甘草)でメタボ改善!≫

普通、脂肪は肝臓に集まって人間の脂肪として再合成されて溜まっていく。そこにグラブラポリフェノールがあると、肝臓に働きかけて肝臓内で脂肪を分解する働きを良くする。また、脂肪を作りすぎないようにも働く。その結果、内臓脂肪の減少になる!

≪リコリスの使い方≫
お湯で煮出した甘い液体を甘味料として使ったり、だしバックに入れて煮物に使うと良い。
朝にとるのがオススメ!体内にグラブラポリフェノールがある状態で身体を動かすと効果がアップすることがわかっている。
※漢方薬としても使われているので、あまり多くは摂らないこと。1日1g〜3gが目安。
※甘草、またはリコリスハーブとして、デパートやハーブ専門店で入手可能。
※漢方薬を飲んでいる方は、医師または薬剤師に相談してください。

第四段階「血液の脂質異常」

≪サケを食べてメタボ改善!≫
アスタキサンチンには血液を正常にする働きがある。
内臓脂肪が増えると、その脂肪から炎症成物質が出る。そのため、インスリンが抑えつけられ、働きが悪くなって、高血糖、高脂血症などメタボまっしぐらになってしまう。ここにアスタキサンチンがあると、「アディポネクチン」と言う成分が出る。すると、炎症物質を取り除き、インスリンの働きが良くなり内臓脂肪を減少させる。また、脂肪の蓄積を抑えることも確認されている。

≪先生のオススメレシピ≫
サケのぬか漬け
米糖には、トコトリエノールが豊富に含まれており、サケと合わせて摂取することで吸収が良くなる。
サケだけなら1日3切れ ぬか漬けなら1日1切れが目安。

先生のプロフィール

田中哲彦 先生

薬学博士
田村哲彦 先生

 

 

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