インタビュー

おせん役 蒼井 優さんインタビュー2

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おせんを演じて感動したことを教えてください。

最初は皆さんとどうやって3月作品を作っていこうか手探りだったんですけど、一升庵というチームで「おせん」という群像劇をしていく中でどんどん仲良くなって、今は気を使わなくていい関係になっているのですごく嬉しいです。
早い段階からいいチームワークを築けていけている感じはあったのですが、最近はもっと親密というか身内感覚です。冗談を言い合ったり、本番ギリギリまでみんなでワイワイ喋ったりしています。
1人のシーンよりもみんながいるシーンの方が、気持ちが楽で楽しいな、と思います。

チームワークが良くなったと実感した出来事はありますか。

余さんの誕生日にみんなでサプライズパーティーをしました。夜休憩に入る前の最後のカットにOKが出たと同時にケーキを運んでハッピーバースディ…。
今回俳優部で誕生日の方は余さんだけと聞きまして、だったら余さんの誕生日を盛り上げましょう!ということになり、ケーキを用意してお祝いしました。
私は余さんとの会話で何のケーキが好きか、とかリサーチして。

バレないように聞き出すのは難しかったのでは?

私はサプライズパーティーが好きなので、聞き出すのとか慣れていて、バレない自信はありました!

一升庵のみんなは協力してくれました?

その日私は休みだったので、こっそり来ているのを知っている人は余さんにバレないように気付いていないふりをしてくれました。

成功したときはどうでしたか?

余さんが本当に喜んでくださったことが嬉しかったです。

(5月12日の一升庵Diaryもチェックしてみてくださいね!)

チームワークを盛り上げるのに一役買っているものがあるとお聞きしましたが。

NGボックスっていう、一回NG出すと100円で、遅刻して現場に迷惑かけたら1000円っていう貯金箱です。みんなNG出す度にチャリーンって。
私が管理していて、入れていない人に入れてくださいって言っています。
それを打ち上げの景品にするんです。俳優部から、って。
私が一番入れているので私に当たらないかな、って思っています。

女将に言われたら皆さん素直に入れてくださるのでしょうね。

やっぱりみんなでやろうって言ったものですしね。あと、池津祥子さんや小泉孝太郎さんも入れてくださいました。大泉洋さんにだけ「ゲストは1回で1000円」って言ったら入れて貰えませんでしたけど(笑)

どんなボックスですか?

1リットルのペットボトルを切って、そこからお金が入れられるようになっています。皆が色々と手を加えていてかわいいですよ。
余さんの誕生日パーティーで使った飾りとかも付いていて、リサイクルしています。

(5月23日 一升庵Diaryもチェックして見てくださいね)

NGさえもチームワークに変えちゃうんですね。

本当に笑いが耐えない現場にどんどんなってきていて、NG出しても「あ〜」って空気にならなくて済む、周りが笑いに変えてくれる、本当にいいチームだと思います。

月おせんを演じていかがでしたか。

最初の頃は何をどうしていいのか全く分からなくて、自分の中で悶々としてしまって、本当にスタッフさん、共演者の方々に助けられていたな、と思います。もちろん今も助けられていますけど。
おせんっていうキャラクターも難しいし、連続ドラマのペースにも慣れてないですし。
普段映画が多いので、1月とか1月半とかで2時間のものを作っているのに対して、3月で10時間のものを作るっていうペースが分からなくて、いつまで続くんだろう、って感じがしていました。
最近は皆さんのことを信じてやっていくだけだという基本的なところに戻れたので現場のことを愛おしく思います。

もうすぐ撮影も終了ですが、今はどんな気持ちですか。

「連続ドラマを作るってこういうことなんだ」というものが見えてきて、こんなに色んな人の思いが集まった素敵なものなのだと知ることが出来てよかったです。
最初は本当に終わらない気がしていましたけど、今となってはあっという間だという気がしています。皆さんから得るものもすごく多くて、今はいっぱいいっぱいで成長できていないと思いますけど、それを自分の中で消化して変われたらな、と思います。

最終回のキーポイントを教えてください。

9話のなかに「その味を舌に刻み、受け継ぎ、繋ぐ。それが女将の仕事」というセリフがあるんですけど、その「繋ぐ」ということをテーマにおせんと一升庵がどう立ち向かっていくのか、というところです。
9話までの話を通して伝えてきたことを、10話でどう着地させるのか、というところを、本当に深いテーマで、難しいことではあるのですけど、最後までチームで頑張って乗り切るので楽しんでいただきたいと思います。