#579 『ボラ待ち櫓(やぐら)』(15/7/5 放送)

石川県 穴水町

ボラ待ち櫓とは、海中に仕掛けた網にボラの群れが入るのを待つ漁法から名付けられました。海上に4本の丸太を四角錐に組み、その上に人が座ります。やぐらの上で終日、ボラの群れが来るのを見張り、網をたぐります。最盛期には、町内に40基を超えるやぐらが立てられていました。1996年を最後に、この漁法を行う漁師はいなくなりましたが、2012年にまた再開されました。

#579

■ DIRECTOR'S COMMENT

今回は、2回撮影に行きました。というのも、1度目は天気が良すぎたのか、僕たちがカメラで狙っているのに気がついたのか、ボラが全く捕まらず・・・。2回目に行った時は、無事にたくさん捕まり、ピチピチと元気よく跳ねる音がとれました。ボラの飛び跳ねる様子は、勢いがあり、ボラたちの生命力をひしひしと感じました。(安部智之)

■ ACCESS

能登空港から穴水町まで車で約30分

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