#625 『八丁味噌造り』(16/5/22 放送)

愛知県 岡崎市

八丁味噌と呼ばれるようになったのは、岡崎城から西へ八丁(約870m)の所にある味噌蔵で造られている事に由来します。石積み職人達が、手で石を積み上げるこの方法は、今も昔も変わらない八丁味噌造りの伝統の技。大豆と塩と水のみを使っており、石を積んだ後にじっくり2年間寝かせることで『八丁味噌』ができます。そんな石積みの音が蔵の中から聞こえてきます。

#625

■ DIRECTOR'S COMMENT

愛知県・岡崎地区は八丁味噌の産地として有名で、今回取材させて頂いた「まるや八丁味噌」の創業は、1337年室町時代と長い歴史を誇ります。石積みは、一人の職人が3~4時間かけて総重量約3tもの石をぐらつかないように考えながら円錐状に積む作業です。完成した石積みは押しても全くビクともしない頑丈さ!ガイドさんが説明しながら、味噌蔵を見学できるコースもあるのでとても楽しめます。「造り方を変えずにやってきた!変えないとは勇気のいる事なんです」と語る浅井社長。これから先も石積みの音は変わらないで受け継がれて行きます。(亀井清行)

■ ACCESS

名古屋駅から岡崎駅まで電車で約30分

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