#646 『うぐい突き』(16/10/23 放送)

鳥取市 気高町

「うぐい突き」は「うぐい」という竹で編んだかごを、泥の中に突きたてて、魚をとる漁法です。うぐい突きは、大堤池で行われます。この池は、昔から農業用水として利用されており、秋には池の底のゴミ取りや、放流した魚を捕獲するため水抜きを行います。このときに行うのが「うぐい突き」。バシャバシャと水の音が響きます。

#646

■ DIRECTOR'S COMMENT

今回撮影した「うぐい突き」は保存会の方たちが大切に伝統を守っていて、当日は池の周りに食べ物のお店も出たりして、ちょっとしたお祭りのよう。若い男女も数人参加していて、きちんと次世代に継承されているようでした。撮影は胴長をはいて池に入っていったんですが、底は結構ぬかるんでいて歩くのも一苦労。何度か転びそうになって、なかなかドキドキでした。(鈴木響)

■ ACCESS

鳥取砂丘コナン空港から大堤池まで車で約30分

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