#652 『鳴子こけし』(16/12/4 放送)

宮城県 鳴子温泉

こけしの起源は、江戸時代の末期と考えられており、木地師たちが我が子に玩具として作り与えたのが始まりと言われています。鳴子こけしの最大の特徴は、首を回すと「キュッキュッ」と音が鳴ること。首を胴体にはめ込み、作ることからこのように音がなります。

#652

■ DIRECTOR'S COMMENT

今回は、こけしの菅原屋さんにご協力をいただき、撮影をしました。小さい頃からこけしは色々なところで見てきましたが、首がまわり音がするようになっているというのは今回初めて知りました。その作り方も独特で、首をはめ込み式だと引っ張れば抜けてしまうのではと思われる方もいるかと思うのですが、構造的に抜けないようになっています。首をまわした時に聞こえる音も、そのこけしによって音の高さが違っていたり、全く同じものがありません。今、色々な系統のこけしを集めるコレクターも多いと伺ったのですが、集めてみたくなる気持ちがわかる気がしました!(森野好)

■ ACCESS

古川駅から鳴子温泉駅まで電車で約45分

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