#668 『水車杉線香』(17/4/2 放送)

茨城県 石岡市

水車の力で天然の杉の葉を挽き、清流の湧水を加えてつくる自然の香り豊かな線香。杉の葉を搗き始めてから一日半経つと、音が変わり職人はこの音を聞いて粉の状態を確認しています。この場所では、100年もの間続く昔ながらの音風景です。

#668

■ DIRECTOR'S COMMENT

今回は、駒村清明堂さんに撮影に協力して頂きました。駒村清明堂さんのまわりは山々に囲まれており、筑波山の伏流水を水車の動力とし、線香作りをされていました。線香を頂いて火をつけてみましたが、本当に自然を感じる心地よい香りがします。最初に杉の葉を搗き始めてから、粉になっていくまで微妙に音が変わってくるとのことでしたが、駒村さんは、夜寝ていても響いてくる音を聞くと粉の状態がわかるとのこと。帰り際には、焼き餅を頂き、お昼ごはんにさせて頂きました。ありがとうございました!(森野好)

■ ACCESS

石岡駅から駒村清明堂まで車で約30分

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