#680 『ワカサギのボイル』(17/6/25 放送)

北海道 弟子屈町 屈斜路湖

ワカサギは体長10~15センチ。産卵場所を目指すワカサギが大群となって、湖から小川へ遡上します。ウグイやマスなどに追われてワカサギの群れが水面を波立たせる「ワカサギのボイル」の水音が聞こえます。

#680

■ DIRECTOR'S COMMENT

ワカサギのボイルとは、ワカサギのボイル焼きではありません。釣り用語で小魚が捕食魚から逃げて水面から飛び跳ねる事を言います。夕刻、陽が落ちかける湖、マスやウグイが、せまる闇に姿をくらませてワカサギを狙いにやってきます。ワカサギの群れは数万匹でしょうか。産卵のためにこれでもかというぐらい、次から次にやってきます。ガイドをして頂いた方曰く、多い時はもっと多いよとの事。80キロ平方もある湖、いったい何匹のワカサギが生存しているのでしょう。湖にいくつもある小川のあちこちで、このような生命の闘いが行われているなんて思いもしませんでした。ちなみにそんな捕食魚を狙ってやって来る釣り人も多いようです。(村上宗義)

■ ACCESS

女満別空港から屈斜路湖まで車で約1時間20分

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