#708 『水府提灯』(18/1/21 放送)

茨城県 水戸市

水府提灯は、江戸時代に水戸藩の下級武士が生活を支えるため内職として提灯作りに励んだのが発祥と言われる伝統工芸品。「水府」とは水戸の別称で、水戸が岐阜の「岐阜提灯」、福岡県八女郡の「八女提灯」に並んで提灯の産地であることはあまり知られていません。この場所では、そんな提灯つくりの作業の音が聞こえてきます。

#708

■ DIRECTOR'S COMMENT

今回取材でお世話になった鈴木茂兵衛商店さんは、創業慶応元年(1865)、江戸から続く水府提灯のお店です。伝統的な提灯はもちろん、芸術性の高いアート作品のような提灯も制作されていました。昔から引き継がれてきた職人さんの技術、手作業の美しさに少々緊張しながら撮影させていただきました。(益子さおり)

■ ACCESS

東京駅から水戸駅まで電車で約1時間15分

PAGE TOP

PAGE TOP