#712 『よし笛つくりの音』(18/2/18 放送)

滋賀県 近江八幡市

琵琶湖のほとり西の湖に生える葦を素材とし、マウスピースには竹を使って作ります。自然のままの形を残している「よし笛」。その音色も、葦らしさを保ち素朴な音がします。この地には、そんなよし笛の音があります。

#712

■ DIRECTOR'S COMMENT

今回お伺いした滋賀の近江八幡。琵琶湖沿いのこの地域には葦(よし)が自生し、そこら中に生い茂っています。この多くの葦は琵琶湖の水を自然浄化させています。そんな自然環境を知ってもらいたいとの願いから作られたこの葦笛の音は、地元の多くの方が既に知っているようで、目の前で作られた笛を吹きはじめると、通りがかりの人が「よし笛、いい音だねー」と寄って来て聞き惚れていました。近江八幡と言えば、撮影などで使われる古い街並が有名ですが、よし笛という素朴な音色の楽器もあるという事を知ってもらえればと思いました。(村上宗義)

■ ACCESS

東京駅から近江八幡駅まで電車で約3時間

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