#719 『左義長まつりのけんか』(18/4/8 放送)

滋賀県 近江八幡市

左義長まつりは、近江八幡に春の訪れを告げるまつり。近江八幡の左義長は元来、安土城下で行われていたもので、織田信長亡き後も八幡山城下に移住してきた人々が始めたといわれています。最大の見どころは「けんか」と呼ばれる左義長同士のぶつかり合い。あたりには激しいけんかの音が響きます。まつりの最後には、左義長は奉火されクライマックスを迎えます。

#719

■ DIRECTOR'S COMMENT

織田信長も参加していたといわれる左義長まつり。毎年、3月14日15日に近い土日の2日間開催されます。見どころの多いお祭りで、初日には山車のコンクール審査が行われ、一番出来栄えの良い山車が発表されます。各町の皆さんはコンクールの優勝を目指し、競って山車を制作するそうですが、1基作るのに100万円近くかかるんだとか。手間と経費を惜しまない町内の皆さんの情熱が伝統を守るパワーの源なんだなと思いました。近江八幡は左義長まつり以外にも城下町の面影を残す風景や近江牛、人気のバウムクーヘンなど、また来たいなと思わせる要素にあふれた良いところでした。(千葉朋寛)

■ ACCESS

東京駅から近江八幡駅まで電車で約3時間

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