#722 『真壁石燈籠作り』(18/4/29 放送)

茨城県 桜川市

江戸時代末期、久保田吉兵衛を祖とする真壁石燈籠は、厳しい弟子への相伝により伝えられ、平成7年に国の伝統的工芸品に指定されました。繊細優雅な彫刻に優れていて、形から大きさまで様々な燈籠があります。道具の種類も多数あり工程で使い分け、頭の中で構図を描きながら作る職人技の音風景があります。

#722

■ DIRECTOR'S COMMENT

「真壁石燈籠」の作業を撮影させて頂いた今回の職人さんの細かな技には驚かされました。全部で完成するまでに18もの工程がありますが図面などある訳ではなく、自分の頭の中で構図を作りながら長年の勘と技術を頼りに作り上げていく手間暇のかかる作業です。普段は見る事の出来ない採掘現場では、大きな石を割る作業を撮影。穴を開け杭を打ち込む時の音の変化も印象に残りました。近場にもまだまだ魅力的な場所があるので、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。(亀井清行)

■ ACCESS

北関東自動車道「桜川筑西インターチェンジ」

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