#737 『平和の鐘音の共演』(18/8/12 放送)
長崎県 長崎市
長崎市内には、大浦天主堂・妙行事・大浦諏訪神社という３つの異なる宗教が集まる「祈りの三角ゾーン」と呼ばれるスポットがあります。毎日18時になると、大浦天主堂と妙行事の２つの鐘の音が鳴り響き、和と洋の異なる文化が共存している魅力的な音が聞こえてきます。それぞれ鐘の音も違えば鐘を鳴らす意味合いも異なりますが、平和を願って街の中に響く音はこれからも受け継がれて行きます。
■ DIRECTOR'S COMMENT
長崎県には数多くの国宝や世界遺産がありますが、異国情緒溢れる街中で珍しい音風景に出会えました。世界文化遺産に認定された大浦天主堂、そして、古刹妙行寺２つの違う宗教の鐘が１８時になると同時に聞けるとあって、人気が高くなってきた注目のスポットです。先に大浦天主堂の鐘が鳴り後を追うように妙行寺の鐘が鳴り始め、２つの音色が楽しめます。一日一回だけのチャンスですが、鐘の音に心癒されて見てはいかがでしょうか。（亀井清行）
■ ACCESS
長崎空港から長崎市内まで車で約45分