#741 『熊野筆作り』(18/9/9 放送)

広島県 熊野町

熊野筆作りは、江戸時代後期に始まったと言われ、今では伝統的工芸品にも指定され、熊野町の筆の生産量は日本一を誇ります。毛筆つくりは、70以上もの工程があり、1つ1つ手作業で行なわれています。現在職人の数は約1500人で「筆司」と呼ばれ、腕を競い合いながら日々筆作りに専念しています。この場所からは、そんな筆作りの音が聞こえてきます。

#741

■ DIRECTOR'S COMMENT

「熊野筆」と言うと最近ではみなさん、「書道」よりも「化粧筆」を思い浮かべるのではないでしょうか?それ程近年では、化粧の際に使う筆が肌当たりの心地良さから注目されていますが、いずれにしても職人さんたちの細やかで巧みな技が成す芸術品と言っても過言ではありませんね。使われる動物の毛の種類によっても書いたり肌に当てたり様々な感触があるので、実際に触れてみて決めるのも良いですね。(亀井清行)

■ ACCESS

広島空港から熊野町まで車で約50分

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