#757 『銭形砂絵の砂ざらえ』(18/12/30 放送)

香川県 観音寺市

観音寺市のシンボルでもあるスポット銭形砂絵「寛永通宝」。江戸時代に藩主生駒高俊公を歓迎するため一夜にして作られたと伝えられています。毎年、春と秋に東西122m、南北90m、周囲345mもある巨大な砂絵の字を整える「砂ざらえ」が、ボランティアの人々の手によって行われます。この日、そんな形を整える砂の音が聞こえてきます。

#757

■ DIRECTOR'S COMMENT

銭形砂絵は普段立ち入り禁止になっており、砂ざらえの時だけ中に入ることができる貴重な機会とのことで、私もワクワクしてロケに行きました。水やのりのようなものも何も使わずに、ただ砂だけで「寛永通宝」が作られており、その字を整える作業は、まるで幼い頃の砂遊びのようで童心に返る心持でした。また、人々の手によって今でも大切に保存されていることに感動いたしました。「砂ざらえ」は県内外問わずのボランティアで行われ、誰でも参加ができますので、是非皆さんも参加してみてはいかがでしょうか?(森野好)

■ ACCESS

高松空港から銭形砂絵まで車で約1時間

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