和食割烹のお店“みつき庵”。何年もの厳しい修行を経て3年前、お店をオープンさせた職人のお父さんが、息子の藍生(あお)くん(2歳10か月)をおつかいに出します。
醤油で汚れてしまった白衣をクリーニングに出して、預けていた白衣を受け取りに行きます。お母さんがお父さんとおそろいの帽子を紙で作って、藍生くんにかぶせてあげました。
洗濯屋さんまでは片道約60メートル。家からも見える距離です。お父さんがおつかいに出そうとすると、藍生くんは「いけない!いやだ!ちがう!ちがう!」次々に抵抗して動こうとしません。お父さんはお手上げ。どう接すればいいかわかりません。…すると満を持したようにお母さんが登場!「白衣が無くてパパがお寿司屋さん辞めてもいいの?」この言葉で藍生くんの気持ちが変わりました。自信ある顔つきで一歩一歩進んで行きます!
古くから九州の政治・経済・文化の中心地として繁栄し、今でも歴史的な美しい町並みが残る豆田町。三姉妹の末っ子・心路(みろ)ちゃんは2歳8か月。この町でお父さんがおそば屋さん、お母さんはカフェを経営しています。カフェでお手伝いをしていると、お父さんの大事なエプロンがカフェに忘れたままになっていることに気づきます。このエプロンをお父さんのお店まで届けるおつかいです。「パパを助けなきゃ!」と心路ちゃんはエプロンを大事そうに抱えながら一生懸命に進んでいきます。町の人たちは、心路ちゃんが歩くたび次々に声をかけて応援してくれます。快調に進んでいく心路ちゃん。無事におつかいを終えられると思ったら・・・あるハプニングでおつかいが出来ずにお母さんの元に帰ってきてしまいます。できなかったことが悔しくて仕方がない心路ちゃん、大粒の涙を流すと…「おつかい行かせて!」ともう1度チャレンジするんです!
静岡県の東部に位置し、富士山を背景にもつ富士市。ここにだるまとちょうちんが大好きという、ちょっと古風な男の子がいました。綾之介(あやのすけ)くん、4歳7か月です。今日は地元の名物「サイダー寒天」をご近所に届けるおつかいです。お母さんが寒天を「菊池さんに届けてほしい」と伝えると、綾之介くんは「ムリ!」。実は…綾之介くんにとってコワモテの菊池さんはちょっと苦手なんです。「ムリムリ!」を連発し、なかなか動こうとしませんでしたが…お母さん手作りのだるまのおまもりを見ると、ようやくスイッチが入りました。家を出発して歩き始めると…綾之介くんが小さな声で呟いている声が聞こえてきました。「人気者になるんだ」とやる気を出したり、「心が折れる~」とため息をつきながら言ったり…漏れ聞こえてくる心の声に思わず笑いが巻き起こるおつかいです。
東京・板橋。どこか懐かしさを感じる街でおつかいに行くのは、心粋(こいき)ちゃん(3歳8か月)です。明日は鳥取にいるおばあちゃんに会いに行く予定です。おばあちゃんに渡す、堅くてしょっぱいおせんべいを買いに行くことになりました。最初に床屋さんに寄って、髪を切り、可愛く結ってもらうことにも挑戦します。
床屋さんに到着すると、心粋ちゃん「2cm切ってください」と言えました!「ありがとう!」と大きな声でお礼を言うと、走っておせんべい屋さんに向かいます。
「できる、わたしできる!」自信を持っておせんべい屋さんに入った心粋ちゃん。しかし、明るい外から入ったお店は真っ暗。突然心細くなり「ママ…」と言って泣き出してしまいます。一度お家に帰ることにしました。待っていたお母さんが、ユーモアたっぷりに心粋ちゃんを元気づけると…パワー復活!もう一度、町を走っておせんべい屋さんに向かいます!
番組史上初、四つ子がおつかいに出ます!しっかり者の長女・愛梨(あいり)ちゃん、ちょっと泣き虫の男の子・一心(いっしん)くん、一番活発な栞菜(かんな)ちゃん、末っ子でマイペースな莉加(りりか)ちゃん。四つ子と言ってもみんな違うんです。
近くのスーパーに、納豆、大根、チーズ、ネギトロを買いに行きます。家を出て50m、すぐに泣き出してしまったのは、唯一の男の子、一心くんです。長女の愛梨ちゃんが、一心くんの手をぎゅっと握って励ましますが…、一心くんがUターン。つられて4人とも家に戻ってきてしまいました。お母さんはもう1度4人を出しますが…、少し歩くと一心くんがきっかけで、やっぱり4人とも家に戻って来てしまいます。そこでお母さんを助けたのはお父さん。仕事から戻ったお父さんは、4人に向かってビシっと一言「おつかいは!」すると空気が変わりました!女の子たち3人が、手をつないでスーパーに向かいました。ひとり残された一心くんは、お父さんに励まされて後から1人で追いかけることになりました。4人それぞれにストーリーがある、壮大なおつかいです。
東京ディズニーリゾートに生まれた時から通いつめている女の子がいます。広いパーク内も迷うことなくすいすいと進むことができるのは、和(のどか)ちゃん、4歳11か月。お母さんは、なんと東京ディズニーシーの中で和ちゃんにおつかいをさせることにしました。
和ちゃんには、93歳になる曾おばあちゃんがいます。この曾おばあちゃんを和ちゃんが案内して、ディズニーシーで最高の一日を過ごしてもらおうという計画です。
曾おばあちゃんにとって、東京ディズニーシーは亡くなった曾おじいちゃんとの思い出の場所なんです。曾おじいちゃんと写真を撮った同じ場所で、和ちゃんが写真を撮ってあげることにしました。さらに曾おばあちゃんに蝶ネクタイを買って、レストランまで案内するというのが和ちゃんのおつかいです。
よく知っているパークの中。でも、蝶ネクタイを売っている店が「わからない…」。曾おばあちゃんはこの広いパークがまったくわかりません。頼りは和ちゃんだけ。レストランの予約時間も迫る中…和ちゃんが曾おばあちゃんの手を引き、一生懸命進んでいきます。
ほかにもたくさんのストーリーが登場します!