ディスカバリング・ハンズ

視覚障がい者の持つ“ある特殊能力”が、世の女性たちを救う!

女性特有のがんの中で、もっとも患者数が多い"乳がん"。
世の女性たちにとって怖い病気のひとつですが、早期に発見すれば治る確率が高いといわれています。

その"早期発見"のためのスペシャリストとして、近年注目を集めているのが『目の不自由な女性たち』です。

"視覚障がい者は、健常者に比べて研ぎ澄まされた触覚を持っていることが多い"という事実に着目したドイツの婦人科医フランク・ホフマン氏。
彼は「その能力を乳がんの触診検査に活かせないだろうか?」と考え、2006年に『ディスカバリング・ハンズ』を設立しました。

このディスカバリング・ハンズでは、触診検査のスペシャリストになるために視覚障がいの女性たちが9カ月間の訓練を積みます。
訓練を終え、触診技術を身につけた彼女たちは、普通の医者が検診で発見できるしこりが1cm~2cm程のものであるのに対し、なんと6mm~8mmのものを発見できるようになるそうです。

こうして、ホフマン医師が考案した特別な指導プログラムにより多くの視覚障がい者の女性たちが乳がん診断士の資格を取得。
ドイツ国内の病院だけでなく隣国オーストリアにも活躍の場を広げており、今後、イスラエル、スペイン、トルコ......と規模を拡大していく予定なのだとか。

目の不自由な女性たちに新たな活躍の場を提供しながら、乳がんの早期発見にも貢献するというこの試み。
今後もっとたくさんの国々に広まっていくことで、世界中の女性たちを救うことができるようになるかも知れませんね。

写真1

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