古河電池×凸版印刷『マグボックス』

世界初!水を注ぐと発電する“紙製”の非常用電池がスゴイ

災害時のもっとも重要な問題のひとつに、携帯機器の電池切れによる"情報の遮断"があります。
「大切な人の安否を知りたい。連絡をとりたいのに手段がない」という状況は、ただでさえ大変な状況の中で、より一層不安とストレスを増幅させるもの。

福島県いわき市に事業所を置く「古河電池」の社員たちは、東日本大震災による停電時、携帯機器が使えなくなり困っているたくさんの人々を目の当たりにしました。
彼らは「こんな非常時でも簡単に使うことができる、大容量の電池があれば......!」との強い思いを抱き、それを実現すべく開発に着手。

そうして完成したのが、世界初の"紙製容器でできた非常用マグネシウム空気電池・『マグボックス』"です。

見た目は一辺が約23cmほどの紙製の箱ですが、フタを開くと4つの注水口があります。
ボックスに同梱されている注水ノズルをペットボトルの口にセットして、2リットルの水(川や海の水でもOK)を注いで待つこと3分......
なんと、これだけでスマートフォンを最大30回も充電できるほどの電気が生み出されるのです。

携帯機器を充電するためのUSBボックスは本体に付属しており、発電をオン・オフできるスイッチが装備されているため、1度で使い切らないときはオフにしておけば最大5日間電力を取り出すことが可能とのこと。

ちなみに、使い捨て電池として使用後の廃棄が簡単になるように採用されたという"紙製容器"は、紙の取り扱いのスペシャリスト「凸版印刷」が担当。
商品を6個重ねて保存しても大丈夫な強度を保ちながら、(USBボックスやケーブルなどを取り除けば)使用後は燃えるゴミとして処理できる手軽さを実現しました。

販売は、まずは地方自治体に向けて行なっていくそうで、価格は1万円程度を予定。

"万が一の事態"は起こらないのが一番ありがたいですが、もしそうなってしまった時、自らも被災し「その時本当に必要だったもの」を身をもって知った企業が開発した商品は、きっと心強い味方になってくれるに違いありません。

写真1

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