Shadow of Knives

“包丁の上に立ちあがった動物たち”が訴えるもの

世界中には様々な彫刻がありますが、中国のアーティストLi Hongbo(李洪波)氏の作品も、一風変わったものです。

肉屋などで使われる大きな包丁を使い、金属部分を切り絵のように細かくカットし、刃の上に立てる形で、トナカイなどの動物を表現したアート。
とても繊細で美しい造形ですが、金属特有の冷たい質感や、刃の鋭利さを思い起こさせ、どこか物悲しい、寂寥(せきりょう)感があります。

動物を殺し、あるいは調理するためにも使われる包丁。その上に立つ、動物たち。
『Shadow of Knives』と名づけられたこのシリーズは、人間による動物虐待、乱獲といった問題に対するメッセージが込められているそうです

中国では、動物への虐待が度々問題になり、乱獲により野生動物の数が激減した、という歴史があります。
しかし、人間が動物たちを意味もなく傷付けたり、絶滅に追いやってしまった事例は、中国だけではなく、もちろん世界中にたくさん存在しています。

このアートが、静かに、かつ鋭く訴えかけてくるメッセージ。
それは、私たちが「人間」である限り、共通の問題として意識しなければいけないことなのです。

写真1 写真2 写真3

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