傷を負った鯉のぼり

多摩川が“タマゾン川”に?“血だらけの鯉のぼり”に込められたメッセージとは

多摩川と言えば、河川敷では野草や野鳥を見ることができるスポットです。
しかし、現在の多摩川は"タマゾン川"とも呼ばれているそうです

その理由は、本来生息するはずのない「外来種」が多く発見されるようになったから。
今では200種類を超える外来種が棲みついていると言われ「まるでアマゾン川のようだ」と揶揄され、タマゾン川と呼ばれるようになったのです。

多摩川に外来種が増えた最大の原因は、観賞用のペットとして飼育されていた熱帯魚。
ペットとして飼い続けることが難しくなった飼い主が、川に放流していると考えられます。
そんな状況を受け、多摩川の生態系を守ることを目的としたNPO法人「おさかなポストの会」が"おさかなポスト"を設置。
引き取った魚は、会員を募って魚たちの里親になってもらったり、企業や学校で展示したりといった活動をしています。

さらに、同法人では、より多くの人に多摩川のこうした状況を知ってもらうべく"傷を負った鯉のぼり" を作成。
「こどもの日」に開催された鮎の放流イベントに合わせて、傷付いて血に染まった鯉のぼりたちを空に放ちました。

ペットの魚を川に放つということは、単に飼い主として無責任であるということだけではなく、川の生態系にまで影響を及ぼしてしまう。
子どもたちにとってはショッキングな光景ですが、これをきっかけに、命の大切さや、環境について考えて欲しいという願いが込められています。

写真1 写真2

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