Q:アホウドリって本当にアホなの?

A:アホウドリはスゴイお人好しだけどアホではない!

アホウドリ(英名:アルバトロス)。
ミズナギドリ目・アホウドリ科に分類される全長およそ1メートルの大型の海鳥。
阿呆鳥(アホウドリ)のアホとは字のごとく、愚かなことを意味するアホから来ている。
果たして、アホウドリはどの様にアホなのか?
そんな疑問を寄せてくれたイッテQキッズは、
趣味がバードウォッチングで、鳥大好きな少年、森田麟將(りんしょう)君。
鳥好きな麟將でも、アホウドリは図鑑でしか見た事がないと言う。
実はアホウドリは、日本にもいるが特別天然記念物に指定されていて、
簡単にはお目に掛かれない幻の海鳥なのだ!

そこで我々は、各国のアホウドリ保護団体に協力を要請!
すると、オーストラリアの保護団体が協力してくれるという・・・
サポーター金子貴俊と麟將はオーストラリアへ向かった!

やってきたのは、シドニーの南に位置する街「ウロンゴン」
ウロンゴンの美しい海にアホウドリは生息しているのだ!
早速、今回の疑問に協力してくれるアホウドリ研究家のリンゼーさんのもとへ。
リンゼーさんは、アホウドリ保護団体のリーダー。
主な活動は、絶滅寸前のアホウドリに番号の付いたタグを取り付け、
年齢や大きさ、繁殖率などを調査し、世界中の保護団体と情報交換をしながら、
アホウドリの保護に努めること。

リンゼーさんからアホウドリの情報を得た2人は、生息地へ向かう事に!

翌朝、幻のアホウドリを求め沖へ船を出し、いざ出発!
アホウドリは海鳥の為、繁殖期のわずかな期間以外は海上で生活しているのだ。
沖に出て、2人を出迎えてくれたのはアザラシやクジラ、更にイルカの大群!

遂に、幻のアホウドリを発見!
2人はリンゼーさんから、まずはアホウドリの「素晴らしい所」を教えてもらう事に。

アホウドリの素晴らしい所 その(1) 〜飛翔能力〜
飛翔能力は、鳥の中でNO.1!
グライダーのような細く長い翼を持ち、風を捉えるのが抜群にうまい。
この飛び方を「帆翔(はんしょう)」と呼び、
体力を使う事無く24時間以上一度も着地せずに飛ぶ事ができるのだ!

アホウドリの素晴らしい所 その(2) 〜一途な愛〜
アホウドリは繁殖時期になると島に上陸。
お互いを知る為に求愛のダンスを行い、生涯のパートナーを見つける。
そして一度パートナーとなったカップルは、相手が死ぬまで愛し続けるのだ。

しかし、そんな素晴らしさを全て打ち消すほどのアホぶりが明らかになる!
リンゼー「アホウドリがアホって言われるのは、警戒心が全く無いからなんだ」

実はアホウドリはほとんど海の上で生活している為、天敵がいない。
それ故に、警戒心と言うものが全く無く、簡単に捕まえる事が出来るのだ!

アホウドリを捕獲する為、大好物の牛ひき肉を海にまく。
すると、沢山のアホウドリが船の周りに集まってきた!
リンゼー「よーし、あとは網ですくうだけだ」
金子「網で本当に捕れるんでしょうか?」

鳥の中でNO.1の飛翔能力を持つ野生のアホウドリが、
網で簡単に捕まえられるなど信じがたい…

ターゲットのアホウドリを決め、狙いを定める金子。
そして、網をアホウドリ目掛けて振り下ろす・・・!!!

あっさりとアホウドリの捕獲に成功!
金子「簡単に捕まっちゃいました、でも大人しいね。
   アホって言うより、お人好しなんだよね」

アホウドリは、簡単に捕まるアホな鳥と言われたところからその名が付いた。
この習性を知った人間は、19世紀後半から羽毛採集の為だけにアホウドリを乱獲。
その数は激減し、わずか50年で絶滅の危機へと陥ったのだ。
現在は世界的に保護され、羽毛採集は行われていないがいまだに数は減少し続けている。
その大きな要因となっているのは、漁業で使う延縄だとリンゼーさんは言う。
釣り針がくちばしに引っ掛かり、水死やケガで命を落とすアホウドリが あとを絶たないのだ。
更に、人間が海に流したプラスチックやゴミなどを、
エサと間違えて生まれたばかりのヒナに与え、死に至るケースも問題となっている。

リンゼー「アホウドリは決して愚かな鳥ではない。
アホウドリを絶滅させてしまう人間の方が遥かに愚かな生き物だ…。
でも、まだチャンスは残されている!」
というわけで結論!

アホウドリはスゴイお人好しだけどアホではない!