Q:うず潮で洗濯できるの?

A:ちょっとだけキレイになる!?とも言えるし、
  あまりキレイにならない!?とも言える


うず潮で洗濯!
誰もが一度は考えた事のあるこの企画。
しかし、かなりの危険性を伴うため、未だ実現されていない…。
そこでついにイッテQ!が、実現に向けて動き出した!
チャレンジするのは芸人・出川哲朗と女優・北川弘美!
果たして2人は、うず潮での洗濯という
夢のミッションを実現できるのか?!

2人が向かう世界の果ては
カナダ東部に位置するファンディ湾。
ここで発生するうず潮の回転速度は、世界でも指折り。
そう、洗濯に打ってつけ。
早速、うず潮発生ポイントへ。
今回の案内人はファンディ湾の酸いも甘いも知り尽くした
ベテラン船頭のマーク・アンドレさん。
マーク「渦潮はいつもあるわけじゃなくて、
    1日2回、干潮の時にできるんだよ」

それでは、ファンディ湾で発生する渦潮のメカニズムを説明しよう。
うず潮とは、潮の満ち引きによって起こる現象で
ファンディ湾が満潮になる時、大量の海水がセント・ジョン川に逆流。
一方、干潮になる時には、逆流した海水が一気に湾へと流れ込む。
この時、川幅が狭く、蛇行しているこの場所が、
非常に速い流れとなり、周りの遅い流れとぶつかり合う事で
回転速度の速いうず潮が発生するのだ。

夢のミッションに向け、まずは「うず潮」調査開始。
気温マイナス4度。凍てつく川には流氷が浮かぶ。
中には、優に船を越えるサイズのモノも。
誤って衝突すれば、大惨事は免れない。

ベテラン船頭のマークも、慎重に舵をとる。
ところで、洗濯する上で気になるのが、川の水質。
一見、濁っているが、
新品のタオルを入れてもほとんど汚れることはない。
これなら、安心して洗濯ができる。
マーク「この辺りがうず潮ポイントだ!」

突如、穏やかな川が一変する。
   エンジンパワーを上げても、船が前進しない。
そうこの激流こそ、うず潮発生の前触れ。

そして…小さなうず潮発生。
流氷の数も時を刻むごとに増えてゆく
遂に、直径8mはあろうかという巨大なうず潮が
群れをなして出現。
その水流は、最大で時速45km
これは一般の洗濯機のおよそ4倍。
まさに、超パワフル洗濯機。
だが問題は、容易には近づけないということ。

そこで、番組が用意した等身大「出川哲朗人形」でその恐ろしさを見てみよう。
北川「かなり近づかないと人形をいれられない」
うず潮までの距離、およそ20m

と、突然、船尾でうず潮が発生。
今こそ、チャンス!
北川、出川人形を投げ入れた!
出川人形の運命はいかに?
濁流の中、猛スピードで回転する出川人形!!
もし、これが人間なら激流に一切の抵抗もできず、
凶器と化した流氷に身を切られ2分と持たずに死を迎えるという。
しかも、その体は、水深70mもの海底へと引きずり込まれ
誰にも発見されない可能性すらある。
マーク「うず潮の恐ろしさがわかったか!
    一瞬でも油断したら船ごと飲み込まれちまうんだ」
出川 「ソーリー」

洗濯は明日。
ところで肝心の洗濯物は・・・
サイズ、10L。純白のTシャツ。
洗濯方法は、泥で汚したTシャツにロープを付け、
30分ほど、うず潮の中に入れるというシンプルなもの。
Tシャツを汚す泥は、環境に配慮し、ファンディ湾で採取した天然泥を使用。

未だかつて、誰一人として、
挑戦してこなかった危険きわまりない夢。
気温マイナス5度。
Tシャツも凍る過酷な環境下での、命をかけた洗濯。
Tシャツを投げ入れるのは、
手足が短い出川ではなく北川。
いざ勝負のとき!

うず潮までの距離10m
目の前で巨大な渦潮が次々と発生。
行け、北川!
時は満ちた!
Tシャツ、投入!
いよいよ、洗濯開始!

洗濯時間の目安は30分。
と、その時! 船の真下でうず潮発生!

マーク必死に回避!
間一髪、難を逃れた。

ところで肝心の洗濯物は?
果たして泥汚れはキレイになっているのか?
遂にその答えが出る!
出川「アレ?」
北川「汚いですね」
一体なぜTシャツの汚れが落ちないのか?

そこで!
洗濯に詳しい花王株式会社の朝倉歌子さんに原因を聞いてみた。
「うず潮の水流だけでは洗濯物はキレイにならないです。
 洗剤が必要だったということですね。」

というわけで結論!

うず潮で洗濯するとちょっとだけキレイになる!?とも言えるし、   あまりキレイにならない!?とも言える 以上、・・・はっきりした結論の得られない実験でした。