Q:珍獣ハンターイモト ナイル川源流探しの旅

世界最長、アフリカを貫く大河・ナイル
その最初の一滴は、どこから、どのように流れ出しているのか?
珍獣ハンターイモトがアフリカの珍獣を探しつつ、ナイル川の最長源流を目指す!

遡上10日目。
イモトはナイル川河口から1,000km、エジプト南部の街アスワンにいた。
ここで有名なのがアスワンハイダム。その大きさは高さ110m、長さ4kmにも
およぶ。世界最大級のアスワンハイダムはナイル川の水量をコントロールし、
農業の発展に大きな役割を果たしている。

牧場でイモトはある動物に遭遇、
それは不思議な生態を持つ動物…ラクダ。
砂漠に囲まれた国エジプト、この国で生活する人々にはラクダは必需品。
せっかくなので、ラクダの生態調査。イモト、ラクダに近寄ってみる。
と、そのとき!
ラクダの蹴りがイモトを直撃!
イモト「死ぬかと思ったぁ、ローキック!ローキック!ローキック!」

ラクダの体の節々には座りダコという硬い突起がある。
この突起のおかげで熱く焼けた砂の上に長時間座ることが出来るのだ。
さらに、こんな生態も…。
イモト「気持ち悪い、肉の塊が口から出てきました。」
口から出てきたのは舌ではない。
口蓋と呼ばれるノドのヒダで、これを膨らませ、
相手をビックリさせる威嚇行動なのだ。

一方、ラクダのお乳は砂漠で暮らす人々にとって貴重な栄養源。
イモトちょっと味見。
イモト「めっちゃクリーミー!
味は絶品、しかし、臭いが・・・
イモト「くっせ!」

と、ここで牧場主サーレムさんの動きが慌しくなった。
サーレム「子供が産まれるぞ!」
赤ちゃんを身籠っておよそ1年のお母さんラクダ、既に鼻の先が見えている。
うつろな目で、苦しそうなお母さん。
イモト「結構、頭出てきた。あっ、本当だ、目も出てきてる。」
しかし、お産はこう着状態が続く。
サーレム「時間がかかりすぎてるな、ちょっと手を貸してくれ。」
産まれるまでに時間がかかると、赤ちゃんが命を落とすこともあるのだ。
イモト、見よう見まねで、サーレムさんと一緒に必死に赤ちゃんの足を引っ張る。
イモト「来た、来た、来た!産まれた!」

産まれたのは体長1m、オスの赤ちゃん。
しかし、元気が無い。
自力で立ち上がり、お母さんのミルクを飲むことこそ
動物の世界で最初の試練。
必死に立ち上がろうとするが…どうしても立てない。
サーレム「このままでは飢え死にしちまう!我々で起こしてあげよう。」
赤ちゃんは頑張った。人間の手を借りながらもお母さんのお乳のところへ・・・
イモト「吸ってる、飲んでるよ!お母さん!」
そして、誕生から7時間。
大地に足をふん張り、自分の力で立つことが出来た。

赤ちゃんの元気な姿にイモトも一安心。
ラクダの出産に立会い、珍獣ハンターとして、一回り成長したイモトだった。

そして、遡上11日目。
イモト「うわっ、見えてきました。アブシンベル神殿でございます!」
世界遺産、アブ・シンベル神殿。
この地こそ、エジプトの旅のゴール地点。
河口からの距離は1、300kmに達した。
スタッフ「じゃぁ、次の国スーダン行きましょうか!」
すると…。
イモト「ちょっと、相談があるんですけど、私ちょっと大学の卒業式が、
    控えてるんですよ。それどうしても出たいんですよね。」

ということで…、イモト緊急帰国。卒業式の行われる大学へ。
イモト「無事大学卒業できました。」
青春時代を共に過した友人達と、別れの時。中にはイモトのご両親も。
イモト  「お父さん、お母さん。親孝行できなくて、本当にゴメンネ。」
イモトの母「卒業おめでとう。スーダンに行ってらっしゃい〜!」
次回、ナイル川源流探しの旅、いよいよスーダンに突入!